木へんに楽(檪)の意味、読み方、熟語、使い方

木へんに楽と書いた漢字は「檪」になります。

「檪」は木を部首に持つ漢字で「櫟」の俗字です。

「俗字(ぞくじ)」とは、社会一般で普通に用いられているが、規範的観点からみて正しくない字になります。

「俗字」のことを「俗体」とも言います。

木へんに楽と書いた漢字の「檪」は俗字で、「櫟」が正字(正体)になります。

「檪(櫟)」にはどのような熟語があるのでしょうか。

「檪(櫟)」の訓読み・訓読みや使い方を知っていると役立ちます。

「檪(櫟)」という文字で表す木は2種類あります。

「檪(櫟)」を「くぬぎ」と読む木は、ブナ科コナラ属の落葉樹になります。

「檪(くぬぎ)」の語源は国木(くにき)または食之木(くのき)からという説があります。

「檪(くぬぎ)」の樹高は15~20mになります。

花は雌雄別の風媒花で4~5月頃に咲きます。

「檪(くぬぎ)」の実は他のブナ科の樹木の実とともにドングリと呼ばれています。

「檪(くぬぎ)」は幹の一部から樹液がしみ出ていることがあるので、昆虫が樹液を求めて集まります。

 

次に、木へんに楽の「檪」のこと・「檪」の熟語・「檪」の音読みと訓読み・「檪」の使い方などの紹介をします。

 

木へんに楽の「檪」

 

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木へんに楽と書く漢字は「檪」です。

部首が「木(もく)」の漢字の「檪」は「木部」になります。

「木部」とは、木を部首にもつ漢字の集まりのことです。

「檪」は、木部+13画の木部13画の漢字になります。

「檪」の総画数は17画になります。

JIS漢字水準は、JIS第2水準で、漢字検定対象外の漢字です。

「檪」の意味には、こする・くぬぎ・ブナ科の落葉高木などの意味があります。

「檪」の固有の識別コードである文字コードは、「Unicode/UCS」・「JISX0213」・「戸籍統一文字番号」・「住基ネット統一文字」にあります。

「Unicode/UCS」の文字コードは、「U+6AAA」になります。

「JISX0213」の文字コードは、「1-61-12」になります。

「戸籍統一文字番号」の文字コードは、「178070」になります。

「住基ネット統一文字」の文字コードは、「J+6AAA」になります。

次に、「檪」の熟語・「檪」の音読みや訓読み・「檪」の使い方を紹介します。

 

「檪」の熟語と訓読み・音読み

 

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木へんに楽と書く「檪」の意味は、ブナ科の落葉高木です。

「檪」の文字を使った熟語には、「松帆檪田」という地名があります。

「松帆檪田(まつほいちだ)」という地名は、兵庫県南あわじ市にあります。

「檪」の音読みは「レキ」と「ロウ」になります。

「檪」の訓読みは「いちい」・「くぬぎ」・「こす(る)」になります。

次に、「檪」の使い方を紹介します。

 

「檪」の使い方

 

木へんに楽と書く漢字は「檪(くぬぎ)」になります。

「檪(くぬぎ)」の使い方には、建築材・器具材・車両・船舶などがあります。

「檪(くぬぎ)」は薪やシイタケ栽培の榾木(ほだぎ)にも使われています。

「檪(くぬぎ)」は成長が早い樹木で、植林から10年程度で木材として利用できるようになります。

伐採しても切り株から萌芽更新が発生して、再び数年後には樹勢を回復します。

「檪(くぬぎ)」は、持続的な利用が可能な里山の樹木の一つとして活用されています。

「檪(くぬぎ)」の木質は硬いので、爪楊枝を刺して独楽にするなど子供の玩具としても利用されていました。

落葉は腐葉土として作物の肥料に利用される。

「檪(くぬぎ)」の樹皮やドングリの殻は、つるばみ染め(橡染め)の染料として用いられています。

「檪(くぬぎ)」の樹皮は「ボクソク」という生薬で、「十味敗毒湯」・「治打撲一方(ヂダボクイッポウ)」などの漢方薬に配合されます。