さんずいに朱(洙 )の意味、読み方、熟語、使い方
さんずいに朱と書いて「洙」になります。
「洙」の読み方が分かる人の割合は少ないと思われます。
「洙」は人名漢字ではないので、日本で「洙」を名前に使うことはできません。
「洙」の熟語や、「洙」の音読みや訓読みなども気になりますね。
次に、さんずいに朱と書く「洙」のこと・「洙」の熟語・「洙」の音読みと訓読みの概要を紹介します。
さんずいに朱
「サンズイ」に「朱」と書く「洙」の部首は「水(すい)」になります。
総画数9画で、部首内画数は「水部6画」になります。
JIS漢字水準は「JIS第2水準」になります。
「洙」の部首は「水」で、「水」を部首に持つ漢字の集まりを「水部」といいます。
「水部」には、「水・河川・川の流れ・液体」という意味があります。
「洙」の漢字は、水の画数+6画で構成されるので「水部6画の漢字」と表現されます。
「洙」の意味には、川名・山東省中部を流れて、泗水に注ぐ・洙水(シュスイ)などがあります。
次に、「洙」の熟語・「洙」の音読み・訓読みを紹介します。
「洙」の熟語・音読み・訓読み
さんずいに朱と書く「洙」の意味には、川名・山東省中部を流れて泗水に注ぐ・洙水(シュスイ)などがあります。
「洙」は漢姓のひとつなので熟語には人名があります。
「洙」の文字が入った人名には、「季光洙」・「山県洙川」・「半井宗洙」などがあります。
「洙」は、朝鮮に多い姓になります。
「洙」の音読みは「シュ」です。「洙」には訓読みはありません。
「洙」の文字を含む姓は、韓国全土に約200名が存在しているようです(2000年調査によります)
「洙」を含む「洙泗」という文字があります。
「洙泗」の読みはシュシです。
「洙泗(シュシ)」は、中国の山東省西部を流れる泗水(しすい)とその支流の洙水(シュスイ)の併称になります。
「洙泗」の流域は、孔子の生地・没地・弟子に道を講じた場所になります。
孔子の学問に「洙泗学」があります。
「洙泗学」は儒学とも洙泗の学とも言われます。
「洙」と同じ読みの漢字
さんずいに朱と書く漢字の「洙」の音読みは「シュ」です。
熟語には、人名の「季光洙」・「山県洙川」・「半井宗洙」などがあります。
「洙」には訓読みはありません。
「洙」と同じ読みの漢字を紹介します。
・殊・須・種・主・周・首・収・殳・手・收・舟・戍・朱・咒・枢
・取・呪・侏・茱・洙・株・娶・娵・終・蛛・棕・痩・衆・腫・溲
・椶・鄒・銖・聚・需・趣・撞・鋳・諏・銹・數・橦・樞・麈・鍾
・趨・鬆・繻・鰌・鰍・鬚・鑄・珠・酒・修・狩・守などになります。