木へんに花(椛)の意味、読み方、熟語、使い方
木へんに花と書いて「椛」になります。
「椛」の熟語・「椛」の音読み・訓読みを知っていれば役立ちます。
「椛」という文字は「国字」に指定されています。
「国字(こくじ)」とは、中国以外の国で作られた独自の漢字体の文字になります。
広義では、「国字」には方言文字・職域文字・個人文字や仮名合字も含まれます。
「国字」は、和字・倭字・皇朝造字などとも呼ばれます。
日本製の漢字を国字という言葉で表すようになったのは、江戸期に編纂された研究書「同文通考」および「国字考」で用いられてからとされています。
「国字」の多くは日本でのみ通用するとされていますが、一部の文字は今でも中国・台湾など他の漢字文化圏でも使われています。
現代日本語として常用される「国字」の多くは、「JISX0208」に組み入れられています。
Unicodeにも収録されている文字は、電算処理や通信に使うことも可能となっています。
しかし、JISやUnicode等の文字コードに未収録の国字も多く存在しています。
次に、木へんに花の「椛」のこと・「椛」の熟語・「椛」の音読みと訓読みなどを紹介します。
木へんに花の「椛」
木へんに花と書く「椛」は「国字」に指定されています。
「椛」は、「木」を部首に持つ漢字になります。
部首が「木(もく)」の木部7画の漢字です。
木部(もくぶ)とは、「木」を部首にもつ漢字の集まりのことです。
総画数は11画になります。
JIS漢字水準は、JIS第1水準で漢字検定は準1級になります。
「椛」の意味は、かば・カバノキ・もみじ、などになります。
「椛」の固有の識別コードである「文字コード」には、「Unicode/UCS」・「JISX0213」・「戸籍統一文字番号」・「住基ネット統一文字」などがあります。
「Unicode/UCS」の文字コードは、「U+691B」になります。
「JISX0213」の文字コードは、「1-19-81」になります。
「戸籍統一文字番号」の文字コードは、「168150」になります。
「住基ネット統一文字」の文字コードは、「J+691B」になります。
次に、「椛」の熟語・「椛」の音読みと訓読みなどを紹介します。
「椛」の熟語
木へんに花と書く「椛」は国字です。
「椛」は人名用の漢字なので一般的に知られている熟語はありません。
「椛」を使った男の子の名前には、
椛(あき)・椛昭(かばあき)・椛(しゅう)・椛(もみじ)などがあります。
「椛」と使った女の子の名前には、
・愛椛(あいか・あいみ・あいも・あか)・愛椛音(あかね)・椛佳(あきか)
・椛華(あきか)・椛香(あきか)・秋椛(あきか)・椛奈(あきな)・椛菜(あきな)・椛朋(あきほ)などがあります。
次に、「椛」の音読みと訓読みを紹介します。
「椛」の音読み・訓読み
木へんに花と書く「椛」は名前に使われている漢字です。
「椛」には皆に知られている熟語はありません。
「椛」の名前には、愛椛(あいか)・愛椛音(あかね)・椛佳(あきか)・椛華(あきか)・椛香(あきか)などがあります。
「椛」の音読みはありません。
椛の訓読みは、かば・もみじ、になります。