木へんに京(椋)の意味、読み方、熟語、使い方

木へんに京と書いた漢字は「椋」になります。

「椋」は木を部首に持つ漢字になります。

「椋」の熟語を知っていますか。

「椋」の訓読み・訓読みや使い方を知っていると役立ちます。

「椋」の漢字を「ムク」と読む場合は、アサ科ムクノキ属の落葉高木になります。

「椋」を「ムク」と読むのは国訓です。

本来「椋」は落葉高木の「ちしゃ」を意味しています。

「椋(むく)」は、ムクノキ「椋木」・「椋の木」・「樸樹」とも呼ばれます。

「椋(むく)」は東アジアに分布する落葉高木で、エノキに似ているのでムクエノキ(椋榎)とも呼ばれます。

「椋(ムク)」は、成長が比較的早くて大木になります。

日本では国や地方自治体の天然記念物に指定されている巨木があります。

 

次に、木へんに京の「椋」のこと・「椋」の熟語・「椋」の音読みと訓読み・「椋」の使い方などの紹介をします。

 

木へんに京の「椋」

 

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木へんに京と書く漢字は「椋」になります。

部首が「木(もく)」の漢字の「椋」は「木部」になります。

「木部」とは、木を部首にもつ漢字の集まりです。

「椋」は、木部+8画の木部8画の漢字になります。

「椋」の総画数は12画になります。

JIS漢字水準は、JIS第1水準になります。

漢字検定は準1級で、日本語能力検定では「JLPTN1」になります。

「椋(ムク)」の意味は、アサ科ムクノキ属の落葉高木だけではありません。

「椋」には「くら(蔵・倉)」の意味もあります。

この意味は、中国古典には見られません。

日本独自の国訓ではなく古代朝鮮に由来するとされています。

「椋」を含む地名や名字は多く、「むく」と読む名も「くら」と読む名もあります。

「椋本」などの読みには「むくもと」・「くらもの」のどちらもあります。

「椋」の固有の識別コードである文字コードは、「Unicode/UCS」・「JISX0213」・「戸籍統一文字番号」・「住基ネット統一文字」にあります。

「Unicode/UCS」の文字コードは、「U+690B」になります。

「JISX0213」の文字コードは、「1-44-26」になります。

「戸籍統一文字番号」の文字コードは、「169400」になります。

「住基ネット統一文字」の文字コードは、「J+690B」になります。

次に、「椋」の熟語・「椋」の音読みや訓読み・「椋」の使い方を紹介します。

 

「椋」の熟語と訓読み・音読み

 

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木へんに京と書く「椋」の意味には、チシャノキ・アサ科ムクノキ属の落葉高木・むく・ムクノキ・ニレ科の落葉高木などの意味があります。

「椋」の文字を使った熟語には、椋鳥・椋木・巨椋の池などがあります。

「椋」は人名に使われる漢字で、・小椋佳・椋梨藤太・椋梨一雪・椋本竜海・椋平広吉・椋梨俊平・小椋広勝・高野椋一・藪野椋十・椋部秦久麻・小椋久美子などがあります。

「椋」の音読みは「リョウ」になります。

「椋」の訓読みは「むく」です。

次に、「椋」の使い方を紹介します。

 

「椋」の使い方

 

木へんに京と書く「椋」の熟語では、椋鳥や椋木が知られています。

「椋」の音読みは「リョウ」で訓読みは「むく」になります。

「椋」は道具材や楽器材として使われています。

木材としての特徴は、やや堅く粘りのある木質です。

「椋」の葉の裏のざらつきは、漆器の木地を磨くのに使われることもあるようです。