さんずいに軍(渾)の意味、読み方、熟語、使い方
さんずいに軍と書く漢字の音読みと訓読みが気になります。
「渾」にはどのような熟語があるのか知っていれば役立ちそうです。
子供から聞かれたときに困らないように「渾」の音読みと訓読みを調べませんか。
「渾」の部首(ぶしゅ)は水であるので水部です。
水部とは水を部首にもつ漢字の集まりになります。
水部には「水・河川・川の流れ・液体」という意味があります。
部首とは、漢字を分類する際に用いられる漢字の一部分になります。
部首による分類では、全ての漢字に一つの部首が割振られます。
漢字字書で、収録される漢字を分類する際に偏旁冠脚など、字の一部分を用いる方法を「部首法」と言います。
部首法は、字書における漢字の検索方法にもなっています。
字書における漢字の検索方法は「部首法」だけではありません、「部首索引」のほかには「音訓索引」や「総画索引」があります。
インターネット上で使う電子辞書などでは手書き入力が可能なものがあります。
次に、さんずいに軍の「渾」のこと・「渾」の熟語・「渾」の音読みや訓読みなどの紹介をします。
さんずいに軍
さんずいに軍の漢字は「渾」です。
みず・さんずい・したみず、を部首にした「渾」の画数は12画になります。
部首内の画数は、水部+9画です。
漢字検定一級の漢字になります。
「渾」の意味は、・水がわき出て盛んに流れる様・まじる・にごる・まじりあう・すべて・まったく・す(統)べる・ひとまとめにする・全部の・大きいなど、になります。
次に、「渾」の熟語・「渾」の音読みや訓読みなどを紹介します。
「渾」を含む熟語
さんずいに軍と書く漢字は「渾」です。
「渾」を含む熟語には、
・雄渾(ゆうこん)・渾円(こんえん)・渾身(こんしん)・渾沌(こんとん)・渾融(こんゆう)
・渾金璞玉(こんきんはくぎょく)・渾然一体(こんぜんいったい)・渾崙呑棗(こんろんどんそう)
・渾渾沌沌(こんこんとんとん)・璞玉渾金(はくぎょくこんきん)などがあります。
「雄渾」の意味は、雄大で勢いの良いことや、そのさま・書画や詩文などがよどみなく堂々としていることです。
雄渾な文章・雄渾な筆致などと使います。
「渾円」の意味は、まんまるいこと・かどのないことです。
次に、「渾」の音読みと訓読みの概要を紹介します。
「渾」の音読み・訓読み
水部を部首にもった、さんずいに軍の漢字は「渾」です。
「渾」を含む熟語には、渾身や渾沌などがあります。
「渾」の音読みは、「コン」です。
「渾」の訓読みは、「ま(じる)」・「にご(る)」・「すべ(て)」になります。