耳年齢をチェックするモスキート音テスト。耳年齢は何歳?
耳年齢チェックのためにモスキート音テストがあります。
耳年齢とは聴力の年齢になります。
聴力は年齢とともに衰えます。
自然に衰えていくのは病気ではありません。
急に聴力の衰えを感じたら耳鼻科での診察をおススメします。
人間の可聴域は低音側が20Hzで高音側が15000Hz~20000Hz程度だとされています。
低音域の20Hzがどのくらい低い音かというのは難しく、自然界には単音で20Hzという音は存在しません。
低音域の20Hzは88鍵盤ピアノの最低音の27.5Hzよりも低い低音なので、88鍵盤ピアノで確かめる機会があったら確かめてください。
耳年齢で問題になるのは低音域の20Hzではなく高温域になります。
一般的には10代であれば高音域は20000Hzが聞こえるようです。
その為20000Hzの高音域が聞こえないと耳が老化しているということになります。
見た目は若々しく若者らしいスタイルやファッションをしていても実年齢はモスキート音テストでばれることもあります。
モスキート音チェックで年齢を実感するのはチョット辛いですね。
次に、耳年齢チェックとモスキート音テスト・耳年齢の回復について紹介します。
耳年齢チェック
耳年齢チェックにモスキート音が使われます。
人は年齢を重ねるに従い高い周波数の音を聞き取りにくくなります。
耳年齢チェックには低音域~高温域までの周波数を使います。
20000Hzまでの高音域が聞こえれば10代になります。
17000Hzまでの高音域が聞こえれば24歳以下になります。
16000Hzまでの高音域が聞こえれば30歳以下になります。
15000Hzまでの高音域が聞こえれば39歳以下になります。
12000Hzまでの高音域が聞こえれば50歳以下になります。
10000Hzまでの高音域が聞こえれば60歳以下になります。
正確に聴力を測る場合はヘッドホンを用いてください。
モスキート音とは
耳年齢チェックにモスキート音テストがありますが、モスキート音とはどういうことでしょうか。
モスキート音とは17000Hz前後の高音域の周波数になります。
蚊の羽音のようなキーンという不快音です。
個人差はありますが20代前半までの若者にはよく聞こえるモスキート音が、それ以上の年代の人には聞こえにくいとされています。
モスキート音を出す音響機器の「モスキート」は、2005年にイギリスで開発されました。
音響機器の「モスキート」の発明で、発明者は2006年にイグノーベル賞を受賞しています。
モスキートの活用と聴力回復
耳年齢チェックにモスキート音テストがありますが、音響機器の「モスキート」は全世界で9000台以上が使用されているようです。
東京都の足立区は、深夜の公園での若者たちの非行および施設の破壊行為を防止するために「モスキート」を試験的に設置しています。
米英ではモスキート音が大人に聞こえないことを利用して、授業中に教師に気づかれない通信手段として生徒が使っているようです。
高音域の聴力回復はできません。
聴力には有毛細胞が関係しています。
有毛細胞がすり減ったことを原因とする聴力低下は残念ですが回復不可能とされています。