耳に水が入った時の抜き方。水が入ったままでも大丈夫?
耳に水が入ると気持ちが悪いですね。
耳に入った水はなかなか除去するのが難しい時がありますが、残したままでも大丈夫でしょうか。
耳に水が入ってしまった時に、間違った方法で水の除去をすると耳の病気につながることもあるので注意が必要です。
プールやお風呂や海水浴で耳に水が入って、なかなか除去できなくて困った人も多いと思います。
耳に水が入りやすい人もいます。
耳に水が入ると“中耳炎”になるという説もありますが本当でしょうか。
中耳炎になるのも困るので、耳鼻科をすぐに受信すべきか、もう少し様子をみるか悩んでしまいますね。
・耳に入った水を放置すると本当に中耳炎になるのか
・耳に入った水は放置してもよいのか
・耳に水を入れたままにすると痛くなるのか
・耳垢が多い人は耳に水が入らない説は本当か
・耳に入った水を簡単に除去する方法を知りたいなどで悩んでいる人が多いようです。
基本的には耳に入った水は自然に蒸発するので、気持ち悪いのを我慢していれば自然に解消します。
耳に水が入った水がとれないと、耳が痛くなりそうで心配ですが心配はいりません。
通常は半日程度で自然と蒸発します。
通常は耳に入った水を放置しても何の問題も発生しません。
耳に入った水を慌てて間違った方法でとろうとして、病気を招くようなことはしないように気を付けてください。
耳に入った水は放置してもOKですが、たまに耳の病気につながることがあるので注意が必要です。
次に、耳に水が入った時の注意点や対策などを紹介します。
耳に水が入った
耳に水が入ると痛くなって中耳炎などの病気になると思っている人もいます。
耳に水が入っても通常は半日程度で自然蒸発します。
耳に水が入ると気持ち悪いですが、基本的には放置していても問題はありません。
気を付けなければいけないのは耳に入った水を無理に取ろうとして外耳炎を引き起こすことです。
耳に入った水をとろうとして、綿棒などで耳の中を傷つけると外耳炎になります。
耳が痛くなってきたら外耳炎を起こしている可能性があります。
耳鼻科の医師の診察を受けて、耳の治療を始めてください。
外耳炎
耳に水が入ると気持ち悪いですね、早く水をとろうとして綿棒などでゴシゴシ耳をこすっていませんか。
無理に綿棒などで水をとる行為は外耳炎を発症する可能性があります。
耳の壁に綿棒でつくった細かい傷に細菌感染すると外耳炎を発症します。
海水浴・プールで遊んだ後に耳が痛くなった人の多くが、間違った水抜きで耳を傷つけた外耳炎になります。
外耳炎の主な症状は、耳の痛み・かゆみ・耳だれなどです。
外耳炎に気付かない人や、軽症であれば放置していても自然に治癒します。
2~3日しても症状があるときは耳鼻科での診察をうけてください。
耳の水の除去
耳に水が入った時の対処の仕方を知っていれば、慌てて外耳炎の原因をつくらなくてもすみます。
耳に入った水の抜き方には、・片足立ちケンケン・寝転がる・耳を温める・呼び水の利用などがあります。
水が入った方を下に頭を傾けて片足立ちでケンケンします。
直接耳に振動を与えて水を抜く方法です。
何回か繰り返していれば除去できます。
仰向けに寝転がって口を大きく開けたり閉じたりを1~2分程度続けてください。
耳を温める方法もあります。
耳を温めて水の表面張力を弱める、水を蒸発しやすくする目的です。
海水浴やプールでは、太陽で温まった砂やプールサイドなどを利用して耳を温めます。
耳に再度水を入れる方法もあります。
「呼び水」で奥に入り込んだ水を除去する方法です。
まず、耳に水が入るのを予防するのが良いですね。
耳栓・耳掃除をし過ぎないことで耳に水を入るのを予防できます。