日本の花火の始まり、歴史、由来。花火大会はなぜ夏に行われる?

日本の花火は美しいので海外でも人気があるようです。

花火の始まりについてはいくつかの説があります。

一般的には花火の起源は古代中国の狼煙(のろし)とされています。

狼煙は煙による通信手段になります。

戦国時代や忍者の通信手段の説明の中に狼煙がでてくることがあります。

火薬技術の発達とともに花火が誕生したようです。

日本での打ち上げ花火の始まりは不明です。

日本での花火の歴史の記録は、室町時代の公家の万里小路時房の日記にあります。

万里小路時房の日記である「建内記」の1447年5月5日に花火のことが記されているようです。

日記には、浄華院での法事の後に境内で「唐人」が花火と考えられる「風流事」を行ったという記事があります。

戦国時代に、鉄砲や火薬とともに鑑賞用の花火も伝来していたようです。

1582年4月14日には、ポルトガル人のイエスズ会宣教師が花火を使ったという記録があります。

 

次に、日本の花火の始まり・日本の花火の種類・打ち上げ花火の種類と歴史などの紹介をします。

 

日本の花火の始まり

 

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日本の花火の始まりは明確ではありませんが、戦国時代には鉄砲や火薬と一緒に鑑賞用の花火も伝来していたようです。

日本での打ち上げ花火の歴史では、記録に残っている花火の第1号は伊達正宗のようです。

1589年7月に伊達正宗が花火を鑑賞した記録があります。

1613年には英国人が中国人を使って徳川家康に花火を見せた記録も残っているようです。

日本でのおもちゃ花火の始まりも明確ではありません。

日本のおもちゃ花火について残っている記録は1659年になります。

大和の国(現在の奈良県)から江戸へでてきた弥平衛という名の人が、葦の管の中に火薬を入れた初歩的なおもちゃ花火を考案して売り出した記録が残っています。

この初歩的なおもちゃ花火は、江戸庶民の間で爆発的な人気だったようです。

 

日本の花火の種類

 

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日本の花火の始まりは、打ち上げ花火もおもちゃ花火も明確ではありません。

打ち上げ花火の歴史では、最初に記録に残っているのは1589年になります。

最初に記録に残っているおもちゃ花火は1613年になります。

現在の日本の花火は、「がん具以外の煙火」と「がん具の煙火」に大別されています。

「がん具以外の煙火」の中に、「打ち上げ花火」や「仕掛け花火」があります。

「がん具煙火」は「おもちゃ花火」とも呼ばれます。

「がん具煙火」には「おもちゃ花火」だけでなく、発煙火工品や自動車保安炎筒なども法令の適用上「がん具煙火」に分類されています。

次に、打ち上げ花火の種類と歴史を紹介します。

 

打ち上げ花火

 

日本の花火の始まりは不明です。

戦国時代に鉄砲・火薬と一緒に鑑賞用花火も伝わったとされる説が有力なようです。

日本の打ち上げ花火の明確な歴史で記録に残っているのは1589年です。

打ち上げ花火は「打上花火・打揚花火」とも表記されます。

打ち上げ花火は、火薬を球状に成形した「星」を詰めた紙製の球体「玉」(煙火玉)を打ち上げるスタイルの花火になります。

打ち上げ花火には、玉の破裂後に星が光の尾を引きながら燃焼するもの・落下途中で破裂するもの・色が変化するものなど様々なタイプがあります。

打ち上げ花火には大きく分けて「昼花火」と「夜花火」になります。

「昼花火」には「音をだす花火」と「煙をだす花火」があります。

音をだす花火には、段雷(だんらい)・万雷(ばんらい)・花雷(はならい)・号砲(ごうほう)などがあります。

煙をだす花火には煙柳(えんりゅう)などがあります。

一般的に花火大会で楽しんでいるのは「夜花火」になります。

「夜花火」は、毎年各地の花火大会でニュータイプが登場しています。

「夜花火」の種類は毎年増えています。