啓蟄の意味、時期。啓蟄の虫はどんな虫?
啓蟄(けいちつ)の時期は地中から虫が這い出てくる季節になります。
啓蟄の虫について疑問を持つ人も多いようです。
啓蟄は、二十四節気の第3になります。
旧暦1月後半から2月前半になる二月節です。
啓蟄の季節は、大地が温まる頃になります。
冬眠をしていた虫が土中の穴から出てくる季節です。
「暦便覧」には啓蟄のことを「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。
啓蟄の季節は、柳の若芽が芽吹き、ふきのとうの花が咲くころとされています。
啓蟄の前後の節気は前が雨水・後が春分になります。
2010年~2025年までの、定気法による啓蟄の瞬間(世界時)を紹介します。
・2010年は3月6日・2011年は3月6日・2012年は3月5日
・2013年は3月5日・2014年は3月6日・2015年は3月6日
・2016年は3月5日・2017年は3月5日・2018年は3月6日
・2019年は3月6日・2020年は3月5日・2021年は3月5日
・2022年は3月5日・2023年は3月6日・2024年は3月5日
・2025年は3月5日になっています。
次に、啓蟄の意味や時期や啓蟄の虫などの紹介をします。
啓蟄の意味
啓蟄の意味は、「啓」には「開く」の意味があります。
「蟄」には「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味があります。
「啓蟄(けいちつ)」には、「冬籠りの虫が這い出る」意味になります。
啓蟄は春の季語にもなっています。
啓蟄の時期
啓蟄は「黄道(太陽の通り道)」の経度が345度になった日です。
地球上の赤道を空に伸ばした「天の赤道」に対して345度の状態になります。
2018年の啓蟄は3月6日です。
太陽の周期の関係で、啓蟄は3月5日か3月6日のどちらかになります。
啓蟄の日を知る方法があります。
西暦を「4」で割る方法です。
~2019年までは、
3月5日になるのは、西暦を「4」で割って余りが0か1になる年です。
3月6日になるのは、西暦を「4」で割って余りが2か3になる年です。
2018年を4で割ると余りが2なので3月6日になります。
2020年~2051年間は、
3月5日になるのは、西暦を「4」で割って余りが0か1か2の年です。
3月6日になるのは西暦を「4」で割って余りが3の年です。
次に啓蟄の虫について紹介します。
啓蟄の虫
啓蟄の時期は西暦を「4」で割る方法で見つけられます。
~2019年間と2020年~2051年間では、余りの数で3月5日になるか3月6日になるかが変わるので注意してください。
啓蟄は冬ごもりをしていた虫が出てくる時期と言われています。
啓蟄の虫は昆虫の意味より広い意味になります。
啓蟄とは、自然界の小さな生き物が活動を始める時期を指しています。
昆虫だけでなく、爬虫類も両生類などの小動物も含まれているようです。