サンタクロースの服はなぜ赤い!?イギリスのサンタは緑?
サンタクロースやサンタクロースの赤い服の由来を知っていれば、クリスマスに子供に自慢できそうですね。
どうしてサンタクロースの服は赤色なのでしょうか。
世界にはサンタクロースが緑色の服を着て活動している国もあるようです。
サンタクロースは、クリスマス・イヴに良い子のもとへプレゼントを持って訪れるとされている人になります。
日本での一般的なサンタクロースのイメージは、トナカイが引くソリで空中を飛んで良い子の家を探します。
良い子の家を見つけると煙突を通路にして屋内に入ってプレゼントを置いていきます。
プレゼントは、良い子がプレゼント入れ用に用意した「靴下」の中にいれます。
サンタクロースは、4世紀頃の東ローマ帝国・小アジアのミラの司教、「教父聖ニコラオス(ニコラウス)」の伝説が起源だとされています。
ニコラウスには、無実の罪に問われた死刑囚を救った聖伝なども伝えられています。
ニコラウスが貧しい家族を救うために窓から投げ入れた金貨が、暖炉に下げられていた靴下に入ったという逸話がサンタクロースの話の由来になっているようです。
次に、サンタクロースの姿や服の由来・サンタクロースの赤色の服の由来・サンタクロースの緑色の服などの紹介をします。
サンタクロースの姿や服
サンタクロースの姿や服の由来を知っていますか。
サンタクロースの姿や赤色の服はどのようにして決まったのでしょう。
サンタクロースのイメージは、白髭を生やした太りぎみの常に笑顔の老人の男性で、白のトリミングのある赤い服と赤いナイトキャップ姿になります。
そして、クリスマスプレゼントが入った白い大きな袋を肩に担いでいます。
サンタクロースの乗り物は、空中を飛ぶトナカイが引くソリになります。
サンタクロースのソリは、19世紀の初め頃は一頭立てだったようですが現在では八頭立てが多いようです。
サンタクロースの服の色は赤色だけでなく緑色のサンタもいます。
サンタクロースが現在の赤い服でプレゼントを配るイメージが定着したのは、コカ・コーラの広告が影響しているようです。
多量のカフェインやアルコールが入っているという、暗くて悪いコカ・コーラのイメージを払拭するためのキャラクターに選ばれたのがサンタクロースでした。
子供市場を開拓するためにコカ・コーラが起用したキャラクターがサンタです。
サンタクロースの現在の姿・服などを、世界中に爆発的に広めたのは、コカ・コーラ社の広告だという説が有力です。
緑のサンタクロース
イギリスではファザークリスマスと言います。
イギリスのサンタクロースは緑色の服を着ています。
近年のサンタクロースは赤色の服が主流になっているようです。
緑色の服のサンタには、グリーンサンタクロースがいます。
緑色の服のグリーンサンタクロースの由来は、緑あふれる未来を子供たちに贈るためです。
クリスマスにプレゼントを持ってくるサンタクロースの服の色は赤色ですが、緑あふれる未来のために働いているグリーンサンタクロースは緑色の服を着ています。
グリーンサンタの出身地はデンマークで年齢は510歳です。
仕事は森や木のメッセージをみんなに届けることです。
グリーンサンタはデンマークからやって来た“環境親善大使”になります。
グリーンサンタの服の緑色は、森林の緑やエコロジーの象徴色の意味があります。
世界のサンタクロース他
世界的に有名なサンタクロースの服の由来にはコカ・コーラ社が関係しているようです。
子供に人気のサンタクロースの服の色は赤色ですが、グリーンサンタクロースの服の色は緑色です。
ドイツの古い伝承にあるサンタクロースは双子だそうです。
双子のサンタの一人は、紅白の衣装を着て良い子にプレゼントを配りますが、もう一人は黒と茶色の衣装を着て悪い子にお仕置きをするそうです。
サンタではありませんが、イタリアでは良い子にはプレゼントやお菓子、悪い子には炭を配って歩く魔女ベファーナの伝承があるようです。
世界各地にサンタクロースのように子供にプレゼントを配る風習があります。