破魔矢(はまや)の2018年の飾り方、処分の仕方と時期

破魔矢(はまや)は、正月の縁起物や神具です。

破魔矢は寺院・神社で授与される矢になります。

破魔矢と言われますが、破魔弓(はまゆみ)と呼ばれる弓とセットにして飾ることが多いようです。

破魔矢は家屋の新築時にも使います。

家屋を新築した際の上棟式に呪いとして鬼門に向けて棟の上に弓矢を立てられます。

男の子の赤ちゃんが生まれると、お嫁さんの実家から破魔矢をお祝い品として贈られることがあります。

男の子の初節句に親戚や知人から破魔矢・破魔弓を贈る習慣も日本各地に残っているようです。

2018年のお正月に神社やお寺に参拝したら破魔矢を授かって「魔除け」にしませんか。

破魔矢のご利益を得るには正しい飾り方が大切です。

1年間ご利益を受けた破魔矢はゴミとして処分しないでください。

 

次に、破魔矢のこと・2018年に授かった破魔矢の飾り方・破魔矢の正しい処分方法について紹介します。

 

破魔矢

 

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破魔矢(はまや)のは、「射礼(じゃらい)」に使われた弓矢に由来しています。

「射礼(じゃらい)」とは、正月に行われていた弓の技を試す行事のことです。

破魔矢とは、元々は「ハマ」は競技に用いられる的のことを指しています。

「ハマ」を射る矢を「はま矢(浜矢)」、「ハマ」射る弓を「はま弓(浜弓)」と呼んだようです。

正月に男児のいる家に弓矢を組み合わせた玩具を贈る風習が生まれたのは、「はま」が「破魔」に通じることからです。

現在では、1年の好運を射止める縁起物や魔除けとして初詣で破魔弓が授与されるようになっています。

 

破魔弓の祀り方(飾り方)

 

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2018年の初詣はどこの神社やお寺に行くか決まりましたか。

初詣に神社やお寺に参拝して破魔弓を毎年授かっている人も多いようです。

授かった破魔弓はどこにでも置いてはいけません。

破魔弓には正しい祀り方(飾り方)があります。

「魔除け」や「1年の好機を射止める」などのご利益がある破魔弓は正しく祀りましょう。

破魔弓を飾る場所は一般的には神棚や床の間になります。

神棚や床の間がない場合は、神様を見下すことがないように大人の目線よりも上に祀るようにしましょう。

祀る場所は埃やゴミのない清潔な場所にしてください。

破魔矢を祀る場所の方位を気にして、2018年の祀る方角は?など気にする人もいます。

基本的には祀る方位は決まっていません。

破魔矢はどの方角に祀っても問題はありません。

 

破魔矢の処分

 

破魔矢には「魔除け」や「1年の好機を射止める」などのご利益があります。

2018年のお正月の初詣では破魔矢を授かりませんか。

破魔矢の飾り方(祀り方)では、大人の目線よりも上の清潔な場所を選んでください。

破魔矢の処分時期を紹介します。

初詣で授かった破魔矢は、翌年の初詣の時に神社やお寺で供養します。

子供のお宮参りで授与された破魔矢は1歳の誕生日に神社やお寺で供養します。

七五三で授与された破魔矢は初詣の時に供養します。

初正月のお祝い品の破魔矢は1月15日の「どんと焼き」などの行事の時に他の正月飾りと一緒に供養します。