内定先からの年賀状
就職が決まった会社(内定先)から年賀状が来て慌てないように準備をしませんか。
2017年卒の学生の就職内定率は抜群に良さそうです。
4~5年までの就職状況とは天と地の違いを見せています。
20年くらい前から就職内定率の変動は激しかったですね。
就職内定率が悪い時期に就職活動をしていた学生の中には、人生を大きく狂わされたケースも多くあります。
1989年にバブルがはじけて就職氷河期が始まりました。
1993~2003年の期間は就職状況が最高に悪化した時期でした。
2006~2008年の期間は少し雇用が回復して就職氷河期も終わりか?と景気回復に期待がありました。
2008年にリーマンショックで世界不況が始まり就職大氷河期が本格化します。
2010年にはユーロ危機が始まり就職活動を悪化させます。
2011年にはリーマンショックの打撃に加えて東北大震災が発生します。
2014年頃から就職率は少しずつ回復しはじめます。
日本経済の復活にはまだ時間がかかりそうですが、人口減と景気回復による人手不足から2017年卒の学生の就職内定率は近年では最高に改善しています。
就職内定が決まった学生は年賀状の心配までできる余裕があります。
4~5年前に就活をしていた学生にはそのような余裕はありませんでした。
次に、就職内定先から年賀状が来た時の対処方法を考えます。
就職内定先からの年賀状
就職内定先からの年賀状が来たらどうしますか?
内定先に年賀状を出すべきや返信すべきと考えている学生は25%程度います。
出さなくてよいと考えている学生は37%程度います。
返信しても良いやお礼状を出すなどの人が30%程度いるので、なんらかのアクションを起こす学生が多いようです。
送った方が良い会社と送らない方が良い会社のことを考えます。
同族経営やワンマン会社などは出した方がよさそうです。
配属に関係する会社もありそうなので大人の対応をしたほうが無難です。
虚礼廃止の方針の会社では送らないほうが良いです。
就職内定先の先輩に対処方法を聞いてからアクションを起こした方が良いですね。
内定先への年賀状
内定先への年賀状を送る前に基本的な文例を参考にすることをおススメします。
家族やお友達へ送る年賀状と、就職内定先へ送る年賀状では文面が大きく変わります。
基本的にはプリンターでの印刷はダメです。
内定先への年賀状は筆ペンを使った手書きが基本です。
基本的なテンプレートを参考にして筆ペンを使った手書きにすれば間違いありません。
家族写真が印刷された友達用の年賀状を使ってはいけません。
就職内定先への年賀状はビジネスの範囲に入ります。
就職内定先への年賀状はビジネスの開始と考えた方がよさそうです。
内定先に年賀状を出す
就職内定先から年賀状が来てから、返事するか否かを迷っていてはビジネスシーンでは遅れてしまいます。
家族的な雰囲気の会社・同族会社・ワンマン会社などへの就職内定が決まった人は年賀状を出しましょう。
外資系・大企業・先進的な会社などは虚礼廃止を重視しているケースが多いので、先輩や内定先の就職担当社員に聞いてみましょう。
会社によって年賀状を出した方がベストか出さない方がベストかは大きく異なります。