水泳の自由形をクロールで泳ぐ理由。クロールより速い泳ぎ方はある?
水泳の競泳の自由形ではクロールが一般的です。
水泳のルールはどのようになっているのでしょうか。
水泳では自由形といえばクロールですが、クロールより速い泳ぎ方はないのでしょうか。
日本語の「水泳」とは、水の中で泳ぐことです。
泳ぐ速さを競う競技を特に「競泳」と言います。
日本語では「競泳」を指して「水泳」と言うことが多いようです。
水泳競技には競泳の他にも、飛込・水球・アーティスティックスイミング・オープンウォータースイミングなどもあります。
オリンピック・世界水泳選手権・日本選手権水泳競技大会での「水泳」は、競泳・飛込・水球・アーティスティックスイミング・オープンウォータースイミングなどを含む場合があります。
英語表記の「swimming」は、日本語の「水泳」を指す場合と「競泳」を指す場合があります。
次に、水泳の自由形はクロール・水泳のルール・水泳の自由形でクロールより速い泳ぎ方はある?などの紹介をします。
水泳の自由形はクロール
プールを使用して、定められた距離を泳ぎきるのにかかる時間を競う水泳に「競泳」があります。
競泳は男女別に行われます。
男女それぞれに、個人種目とリレー種目があります。
競泳には、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4つの泳法があります。
競泳の個人種目には、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4つの泳法と、4泳法を1人で決められた順番にすべて泳ぐ個人メドレーがあります。
リレー種目には、4人とも自由形で泳ぐフリーリレーと、4人が背泳ぎ・平泳ぎ・バタフライ・自由形の順に泳ぐメドレーリレーがあります。
リレー種目だけ、男子2名・女子2名の混合競技があります。
競泳で自由形という場合は、通常はクロール泳法になります。
次に、水泳のルール・水泳の自由形でクロールより速い泳ぎ方はある?などの紹介をします。
水泳のルール(競泳)
競泳には、自由形(通常はクロール泳法)・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの4つの泳法があります。
水泳(競泳)のルールを紹介します。
・スタート時は、審判長の合図の後に飛び込み台に乗ります。
・背泳ぎの場合のスタート時は、入水してグリップをもって壁に足をつけて待機します。
・出発合図員の“かけ声”で構えます。
・号砲までは静止しなければならないので、体を振って勢いなどをつける事はできません。
・号砲の後は各種目で指定されたルールに従って泳ぎます。
競泳では、国際大会や主要な大会では自動審判計時装置を使用します。
自動審判計時装置のセンサーであるタッチ板の厚さは1cmあります。
その為、タッチ板を装着していない状態の長水路のプールの長さは50.02mです。
短水路のプールの長さは25.01mになっています。
次に、水泳の自由形でクロールより速い泳ぎ方はある?などの紹介をします。
クロールより速い泳ぎ方
競泳では、自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライの泳法で、水泳(競泳)のルールに従って泳ぎます。
自由形では通常はクロール泳法になりますが、クロールより速い泳法はあるのでしょうか。
昔の競泳の自由形は「平泳ぎ」だったようです。
1896年のオリンピックのアテネ大会での自由形は「平泳ぎ」です。
1904年オリンピックのセントルイス大会での自由形はクロールになっています。
以後、100年間以上自由形には新しい泳ぎ方が現れないのでクロールになっています。
人類最速の泳ぎ方には「ドルフィン・クロール」があります。
しかし、「ドルフィン・クロール」は普通のクロールに比べて体力の消耗が激しく100m泳ぐのには適していません。
最速で泳げるのは分かっていても、「ドルフィン・クロール」は主流にはなっていません。