甲子園の土はどこから持ってくる?持って帰った後はどうする?

高校野球で有名な甲子園の正式名称は、「阪神甲子園球場(はんしんこうしえんきゅうじょう)」です。

阪神甲子園球場は、兵庫県西宮市甲子園町にあります。

略称して、甲子園球場や甲子園と呼ばれています。

「阪神甲子園球場(甲子園球場・甲子園)」は、阪神電気鉄道が所有しています。

「阪神甲子園球場(甲子園)」は、全国中等学校優勝野球大会の開催を主目的として建設されました。

日本で最初に誕生した大規模多目的野球場です。

現在では、日本プロ野球セントラル・リーグの阪神タイガースの本拠地球場になっています。

全国的に知られている高校野球大会の正式名称は、「全国高等学校野球選手権大会」・「選抜高等学校野球大会」です。

戦前から、2大高校野球全国大会は優先的に開催されています。

日本国内で野球の聖地と言えば「甲子園」になります。

「甲子園」という略称は2大高校野球全国大会の通称にも使用されていて、「夏の甲子園」・「春の甲子園」と呼ばれています。

「甲子園」は、大学野球の試合にも使用されています。

野球以外では、アメリカンフットボールの全日本大学選手権の決勝戦の「甲子園ボウル」が開催されています。

 

次に、甲子園の土のこと・甲子園の土と高校野球・甲子園の土を持って帰ったその後、などの紹介をします。

 

甲子園の土 

 

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「阪神甲子園球場(甲子園)」の土の概要を紹介します。

甲子園の内野グランドは独特の黒土になっています。

内野グランドの黒土の材料は、鹿児島・岡山・鳥取・大分など日本国内の黒土と、中国福建省の白砂をブレンドしてあります。

季節の雨量や太陽光量などを考慮して、春の土と夏の土は黒土と白砂の割合が変えられています。

春は白砂を多くして、黒土5.5に対して白砂4.5の割合になっています。

夏は黒土を多く入れて、黒土6に対して白砂4の割合になっています。

春と夏で黒土と白砂の割合を変える理由は、内野で激しい動きを見せるボールの行方が、スタンドの観客にも見えやすくするためとされています。

高校野球では出場選手がこの土を持ち帰ることが慣習になっています。

次に、甲子園の土と高校野球・甲子園の土を持って帰ったその後、などの紹介をします。

 

甲子園の土と高校野球

 

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「全国高等学校野球選手権大会」・「選抜高等学校野球大会」の通称は、「夏の甲子園」と「春の甲子園」です。

「夏の甲子園」と「春の甲子園」では、グラウンドの土を持ち帰ることが慣習になっています。

甲子園での最後の試合の後に、選手が土を拾って持ち帰ります。

只、いつごろから持ち帰るようになったのかは分かりません。

学校や指導者の方針によっては甲子園の土を持ち帰らないこともあります。

甲子園での出場機会を残す選手の中には、「次も来る」という意思表示で持ち帰らないケースもあります。

春の大会では、常連校ほど甲子園の土を持ち帰らない傾向にあるようです。

次に、甲子園の土を持って帰ったその後、などの紹介をします。

 

甲子園の土のその後

 

夏と春の甲子園では、グラウンドの土を持ち帰ることが慣習になっていますが、持ち帰った。

甲子園の土はその後どうなっているのでしょうか。

まず、阪神甲子園球場の土は定期的に補充されているので枯渇することはありません。

甲子園球児たちが持ち帰った甲子園の土のその後はいろいろです。

・記念の入れ物に入れて飾る

・ベンチに入れなかった仲間に配る

・母校の練習グラウンドに撒く

・ スパイク袋に入れて記念品として保管、などがあります。