女性は男性よりも平均寿命が長く長生きする理由
女性は男性よりも寿命が長いと言われています。
女性が男性よりも長生きするのには、どのような理由があるのでしょうか。
男性が女性よりも早死にする理由も知りたいですね。
日本人の平均寿命は、女性のほうが男性よりも長いのは統計でも表れています。
厚生労働省が2019年7月30日に公表した「簡易生命表」に、日本人男性と日本人女性の平均寿命があります。
2018年の日本人の男性の平均寿命は81.25歳です。
日本人女性の平均寿命は87.32歳になっています。
日本人の平均寿命から、男性の方が女性に比べて約6年も短命であることが分かります。
日本人の平均寿命は時代とともに長くなっています。
1960年の日本人男性の平均寿命は65.32歳で、日本人女性の平均寿命は70.19歳でした。
男性も女性も16~17歳平均寿命が長くなっています。
次に、女性が男性よりも寿命が長い・女性が男性よりも長生きする理由・男性が女性に比べて早死にする理由を紹介します。
女性は男性よりも寿命が長い
女性は男性よりも寿命が長いと言われています。
女性が男性よりも長生きする理由や、男性が女性よりも早死にする理由が生活習慣にあれば、気を付けることができますね。
日本人男性と日本人女性の平均寿命は年々伸びています。
1960年~2018年までの推移では、58年間で男性は15.93歳、女性は17.13歳、平均寿命が伸びています。
58年間の推移でも、女性のほうが男性よりも寿命が長いことが分かっています。
女性が長生きする理由
1960年~2018年までの58年間の推移でも、女性の平均寿命は男性よりも長いことが分かっています。
女性が男性よりも長生きする理由は3つあると言われています。
・女性ホルモンのエストロゲンには、血圧を下げたり、悪玉コレステロールの血中濃度を下げる働きがある。
・基礎代謝量が女性のほうが少ないので、少ないエネルギーで生きていける。
女性は環境変化に適応しやすい。
・女性の健康意識が、男性に比べて高いため、などがあります。
次に、男性が女性に比べて早死にする理由を紹介します。
男性が女性よりも早死
女性の平均寿命が男性よりも長い理由や、女性が男性よりも長生きする理由では、健康意識が女性の方が高いことが大きいとされています。
一般的に女性のほうが健康意識を持ち始める年齢が早いようです。
男性が女性に比べて早死にする理由の一つに、健康意識を持ち始める年齢が遅いことが考えられます。
男性が女性に比べて早死にする理由では、「テストステロン」の減少が大きいとする考えもあります。
男性ホルモンで最も重要な「テストステロン」が減少すると、更年期障害と熟年期障害に繋がります。
「テストステロン」の減少は、血管を老化させて心筋梗塞や脳梗塞の原因になります。
「テストステロン」には、皮下脂肪をエネルギー源に変換する働きがあります。
血中濃度が低くなるとメタボリック症候群の発症にもつながります。
「テストステロン」の減少がメタボリックに繋がる男性こそ、健康意識を早くから持つことが大切だと考えられます。