森羅万象の意味、語源、使い方、類語
「森羅万象」の正しい意味を知らなければ、「森羅万象」の使い方が分かりません。
「森羅万象」の意味・語源に加えて、使い方例なども知っていれば役立ちますね。
「森羅万象」の類語なども知っていれば、文章をすっきりとまとめられます。
次に、森羅万象の意味・森羅万象の使い方・森羅万象の語源・森羅万象の類語などの紹介をします。
森羅万象
森羅万象の読みは、「しんらばんしょう」・「しんらばんぞう」・「しんらまんぞう」になります。
森羅万象の意味には、すべての物事・存在するすべてのもの・あらゆる現象・宇宙に存在する一切のもの、などがあります。
「宇宙」はあらゆる存在物を包容する無限の空間と時間の広がりを指しています。
森羅万象の使い方を紹介します。
・学者でも森羅万象には通じていない・人々は、森羅万象との関わりで成長していく
・世の森羅万象を解き明かす学問が科学になる、などがあります。
次に、森羅万象の語源・森羅万象の類語などの紹介をします。
森羅万象の語源
森羅万象の意味は、あらゆる現象・宇宙、などになります。
森羅万象の使い方には、宇宙の森羅万象を科学が解明する、などになります。
森羅万象の語源を分かるには、「森羅万象」に使われている文字の概要を知ることが大切です。
「森」の意味には、もり・木が生い茂る場所・物が多いこと、などがあります。
「森」は「木(もく)」を部首に持つ木部8画の総画数12画の漢字です。
「森」の音読みは「シン」で、訓読みは「もり」になります。
「羅」の意味には、つらねる・つらなる・うすぎぬ・あみ・とりあみ、などがあります。
「羅」は「网(もう)」を部首に持つ网部14画の総画数19画の漢字です。
「羅」の音読みは「ラ」で、訓読みは「あみ・うすぎぬ・つら(なる)」になります。
「万」の意味には、10000を表す数・値、などがあります。
「万」は「一(いち)」を部首に持つ一部2画の総画数3画の漢字です。
「万」の音読みは「マン・バン」で、訓読みは「よろず」になります。
「象」の意味には、ぞう・ゾウ科の哺乳動物、などがあります。
「象」は「豕(し)」を部首に持つ豕部5画の総画数12画の漢字です。
「象」の音読みは「ショウ・ゾウ」で、訓読みは「かたち・かたど(る)」になります。
「森羅」は、たくさんの樹木が茂って並ぶさまを表すのが本来の意味です。
それが転じて数限りなく並び連なるものの意味になって、さらに万物の意味を表しています。
「万象」はすべての形の意味から、あらゆる現象の意に転じた言葉です。
「森羅」と「万象」の2つの語が合わさって「森羅万象」となりました。
当初は、「森羅万象」のことを「しんらまんぞう」と呼んでいたようです。
次に、森羅万象の類語を紹介します。
森羅万象の類語
森羅万象の意味には、すべての物事・存在するすべてのもの・宇宙に存在するすべてのもの、があります。
森羅万象の類語には、
・万物・あめつち・万有・諸事万端・万端・全て・総て・凡て・全部・ 万象
・森羅万象・生きとし生けるもの・ありとあらゆる物・全ての存在・天地
・コスモス・大宇宙・六合・コスモ・マクロコスモス・存在・ユニヴァース
・ユニバース・宇宙・有象無象・天地万物・天地万象・天地万有・造化
・ネイチャー・天地万物すべて、などがあります。