杓子定規の意味、語源、使い方、類語、対義語
「杓子定規」の読みは「しゃくしじょうぎ」になります。
「杓子定規」に業務を進めていたら○○君のあの活躍はなかったのではと考えられます、などと使われます。
「杓子定規」の正しい意味を知らなければ、「杓子定規」の使い方を間違ってしまします。
「杓子定規」の意味や使い方だけでなく、語源も気になりますね。
また、杓子定規の類語にはどのようなものがあるのかも気になります。
次に、杓子定規の意味・杓子定規の使い方・杓子定規の語源・杓子定規の類語などの紹介をします。
杓子定規
「杓子定規」の意味は、
・誤った基準でものをはかろうとすること
・融通のきかないさま
・きまりきった考えや形式にとらわれて、応用や融通がきかないこと
・一定の基準や形式で他のすべてを律しようとすること
・杓子を定規にすること、などになるようです。
「杓子定規」の使い方を紹介します。
・杓子定規な相場展開になっているようです
・杓子定規だったら新しい事業展開は無理だと考えられます
・杓子定規に鑑賞するから感じることができないのでは
・杓子定規にとらわれず考えてください
・杓子定規におちいらないようにすることが大切です
・杓子定規とかでいっこう気の利かない
・杓子定規の説教をされる、などがあります。
次に、杓子定規の語源・杓子定規の類語などの紹介をします。
杓子定規の語源
杓子定規の意味は、誤った基準でものをはかろうとすることです。
杓子定規の使い方には、杓子定規に物事を進めてはだめだ、などがあります。
杓子定規の語源を紹介します。
杓子とは汁をすくったり飯を盛ったりする昔の調理器具です。
昔の杓子は柄が曲がっていました。
そのような曲がった柄の杓子を、真っすぐな定規の代わりに使うというところから生まれた言葉です。
定規にならないのを定規の代用とするという、無理に基準に当てはめようとしたり、融通のきかないことになります。
次に、杓子定規の類語の紹介をします。
杓子定規の類語
杓子定規の意味は、間違っている基準に当てはめようとすることになります。
杓子定規の使い方には、杓子定規では失敗する、などがあります。
杓子定規の語源は、昔は曲がっていた杓子を真っすぐな定規の代わりに使うことからきているようです。
杓子定規の類語には、
・柔軟性がない・機転が利かない・お堅い・融通が利かない・真面目過ぎる
・糞まじめな・やわらかくない・石頭の・凝り固まっている・頑なな・カタブツの
・応用が利かない・堅苦しい・意地っ張りな、などがあります。