まだ見れる遅咲きの梅の種類と場所
遅咲きの梅の種類には
梅は早春に白やピンクの花を咲かせて春のおとずれを告げてくれます。
梅の実は、梅干しや梅酒などで美味しく食べられます。
梅の花言葉は、高潔・忠実・忍耐・気品です。
梅に「忠実」という花言葉がつけられたのは、平安時代の貴族で学問の神様として知られる菅原道真に由来しています。
菅原道真は才能を疎まれて九州の太宰府に左遷されました。
このとき、大宰府にいる菅原道真元へ育てていた梅の木が飛んできたという伝説から「忠実」という花言葉がつけられました。
「気品」の花言葉は、白い花の美しいたたずまいに由来しています。
梅の花の開花時期は1~3月です。
花の色には「赤」・「白」・「ピンク」があります。
梅の花にそっくりな「黄色」の花が12~2月ころに咲きます。
梅のような黄色の花は「蝋梅(ロウバイ)」と言います。
クスノキ科・ロウバイ科の梅とは別属の広葉落葉低木です。
梅には、花を鑑賞するための「花ウメ」と、実を薬や食用にする「実ウメ」の2つのタイプがあります。
日本には、花ウメが400種類・実ウメが100種類存在するといわれています。
花ウメは、「野梅系」・「緋梅系」・「豊後系」の3タイプに分けられます。
次に、梅のタイプと遅咲きの梅の種類を紹介します。
梅の種類
梅には花を観賞する「花ウメ」と実を食用にする「実ウメ」があります。
「花ウメ」には、「野梅系」・「緋梅系」・「豊後系」の3タイプがあります。
観賞用の「花ウメ」の野梅系は、中国から渡来した原種に近い梅になります。
「野梅系」の梅は枝が細くて花や葉も小さいことが特徴です。
「野梅系」の梅の花色は淡いピンクのものが多く良い香りが人気です。
「野梅系」の梅には、「初雁(はつかり)」・「紅筆」・「月影」などの品種があります。
「緋梅(ひばい)系」の梅は、野梅系が変化して生まれた品種になります。
「緋梅(ひばい)系」の梅の特徴は、枝は細くて内部が紅色をしていることです。
「緋梅(ひばい)系」の梅の花色は赤や緋色です。
「緋梅(ひばい)系」の梅の品種には、「大盃」・「紅千鳥」・「緋梅」などがあります。
「豊後系」の梅は、梅と杏をかけあわせて作られた品種になります。
「豊後系」の梅の特徴は、葉と枝大きく大輪で淡いピンク色をした花が多いことです。
「豊後系」の梅は香りが少なく、葉の表面に毛があります。
「豊後系」の梅の品種には「一の谷」・「武蔵野」などがあります。
遅咲きの梅
遅咲きの梅の種類は多くの梅林で観賞できます。
5月の中旬に開花を楽しめる梅が北海道の「平岡公園梅林」にあります。
「平岡公園梅林」には、広さ約6.5万m2の中に紅梅と白梅が約1200本植栽してあります。
1200本の梅林の品種は「豊後性紅」と「豊後性白」です。
平岡公園梅まつりは4月下旬~5月中旬に開催されます。
入場料は無料です。
1200本の梅林を楽しみませんか。
山形県の鶴岡市にある「梅林公園」では3月下旬~4月下旬まで約300本の梅の開花を観賞できます。
山形の「梅林公園」の梅まつりが開催されます。
山形県の真室川町の「真室川公園」では4月下旬~5月上旬に約400本の開花を鑑賞できます。
京都の観梅スポット
京都にはたくさんの梅林の名所があります。
梅林の名所ではたくさんの遅咲きの梅の種類が鑑賞できます。
京都府で人気の観梅スポットを紹介します。
伏見区の「城南宮」には約150本の梅の木があります。
観梅時期は2月下旬~3月上旬です。
中央区の「元離宮二条城」には約130本の梅の木があります。
観梅時期は2月下旬~3月上旬です。
上京区の「京都御苑」には約200本の梅の木があります。
観梅時期は1月中旬~3月中旬です。
上京区の北野天満宮には約1500本の梅の木があります。
観梅時期は2月上旬~3月中旬です。
右京区の「梅宮大社」には約450本の梅の木があります。
観梅時期は2月中旬~3月中旬です。
城陽市の「青谷梅林」には約1万本の梅の木があります。
観梅時期は2月下旬~3月下旬です。
長岡京市の「長岡天満宮」には約300本の梅の木があります。
観梅時期は2月下旬~3月中旬になります。