「寂しい」と「淋しい」の違いと使い分け方。英語では何て言う?

寂しいと淋しい、の違いを知らないと、寂しいと淋しい、の使い方を間違ってしまいそうです。

 

次に、「寂しい・淋しい」の違いや、「寂しいと淋しい」の使い方を紹介します。

 

寂しい

 

20170524234438

 

「寂しいと淋しい」の違いを知らないと「寂しい・淋しい」の使い方を間違ってしまいます。

「寂しい・淋しい」の使い方を知るために、「寂しい」の概要を紹介します。

語源由来辞典で「寂」を調べると、漢字の「寂」のうち、「叔」には細く小さい意味があります。

「寂」は「家」と「叔」になるので、家の中の人声が細く小さくなった様を表しています。

「寂」の漢字には“さびしい”の意味があります。

辞書には、「さびしい」の漢字に「寂しい」と「淋しい」が当てられています。

「さびしい」の意味は、

・あるはずのものやあってほしいものが欠けていて満たされない気持ち

・物足りない・さみしい・人恋しく物悲しい・孤独で心細い

・人けがなくひっそりしているなどがあります。

「寂しい」は常用漢字なので、公用文書・新聞・雑誌・教科書で使われています。

「寂しい」の読みは“さびしい”になります。

 

淋しい

 

a0a24050099948c68538a9760ad3b526_t

 

「寂しいと淋しい」の違いを知らないと「寂しい・淋しい」の使い方を間違ってしまいます。

「寂しい・淋しい」の使い方を知るために、「淋しい」の概要を紹介します。

「淋しい」の読みは、さびしい・さみしいになります。

「淋しい」は「さんずい」が付いた感じです。

「淋しい」のもともとこの漢字の意味は、水が滴る様子を表しています。

水が滴る様子から派生して、涙を連想させるものさみしい気持ちなどより情緒的な表現となっています。

「淋しい」は常用漢字ではないので学校で習うことはありません。

新聞や雑誌などでも使われることが少ない漢字です。

「淋しい」が使われるのは、歌の歌詞や文芸小説などです。

“さびしい”を文章で情緒的に表現するときには「淋しい」が良く使われるようです。

 

「寂しい・ 淋しい」の違いのまとめ 寂しい 淋しい 使い方

 

「寂しいと淋しい」の違いを知らないと「寂しい・淋しい」の使い方を間違ってしまいます。

「寂しい・淋しい」の使い方を知るために、「寂しい・淋しい」の概要を紹介しました。

次に、「寂しい・淋しい」の違いをまとめます。

・「寂しい」は常用漢字なので、公用文書・新聞・雑誌・教科書などで使われています。

・客観的なさびしさを表します・物静かな様子や心細い様子を表します

・景色が荒れている様子を表します。

「淋しい」は常用漢字ではないので学校では習いません。

新聞や雑誌で目にすることも少ないですね。

・主観的なさみしさを表します。・悲しい様子を表します

・泣けてくるような気持ちを表します。