まぶたで貧血を見分けることができる?
貧血は「まぶた」の色で分かるようです。
体調不良で病院に行ったときに、お医者さんから下まぶたの内側を見られたことはありませんか。
下まぶたをひっくり返して見ているのは、貧血があるか否かを確かめているからです。
赤血球によって運ばれる酸素の量が不足して全身が酸欠状態になっているのが貧血です。
鉄欠乏性貧血の女性は増加傾向にあるといわれています。
4人に1人の女性は将来貧血になる可能性があるともいわれています。
日本人女性の約半分は貧血ないし貧血予備軍と考えられるようです。
女性に貧血が多いのには理由があります。
月経での出血やダイエットやスタイルキープの偏食などです。
夏場には若い女性の「隠れ貧血」が増えるといわれています。
若い女性に多い貧血理由は、日々のバランスを欠いた食生活になります。
スタイルキープを目的とした食事制限やダイエットや慢性的な睡眠不足などです。
貧血の70%は「鉄欠乏性貧血」です。
次に多いのは「出血性(失血性)貧血」になります。
人間の血液が赤いのは赤血球のヘモグロビンによるものです。
酸素は赤血球のヘモグロビンと結びついて全身に運ばれます。
赤血球を造るには大量の鉄分を必要とするので、鉄分が不足すると赤血球がうまくつくれません。
赤血球中のヘモグロビンの量も減少すると、酸素運搬機能が低下して酸欠状態になります。
ヘモグロビンが減少している貧血の人は、顔色・全身の肌の色・爪・唇が青白く見えます。
「まぶた」には貧血サインがハッキリと現れます。
次に、貧血とまぶたについて紹介します。
脳の貧血
脳における貧血の症状では、・立ちくらみ・めまい・倒れる・失神・頭痛(頭が痛い)などがあります。
立ちくらみ・めまい・頭痛(頭が痛い)などの原因は脳の貧血が原因かもしれません。
貧血による酸素不足は体全体に症状が現れますが、脳が貧血で酸欠になれば立ちくらみ・めまい・頭痛がおこります。
失神を起こすこともあるので注意が必要です。
高所・危険な場所・気温が低い室外で失神すれば命も危なくなります。
貧血は「まぶた」で確認できるので、貧血が気になる人は時々鏡で確かめてください。
いろいろな貧血の症状
体を動かすと、動悸や息切れがありませんか。
・イライラする・顔色が悪い・顔色が青白い
・吐き気がする・食欲がない・爪が平らになってる
・爪がスプーンのように反る・爪が白くなっているなども貧血の疑いがあります。
貧血になると体が思うように動かせなくなり、学校や会社に行けなくなります。
貧血の疑いがあるときには病院での診察をおススメします。
筋肉の貧血
貧血になると「まぶた」に貧血サインが現れます。
貧血による酸素不足は体全体に症状が現れます。
身体の部位に応じても貧血の症状が分かります。
貧血の症状には個人差があります。
比較的軽い貧血症状の人もいれば重症の人もいます。
筋肉の貧血の症状では、疲れやすい・体がだるいなどがあります。
疲れやすい・体がだるいなどの筋肉の貧血症状は、筋肉の酸素が不足して熱やエネルギーが作りづらくなるからです。
筋肉内の老廃物の運搬ができなくなるため疲れや体がだるさなどの症状が出てきます。