爪のメラノーマの見分け方。血豆?治療方法は?
メラノーマの見分け方が気になります。
爪の中の黒い点がメラノーマだったら!心配です。
メラノーマとは、悪性黒色腫(あくせいこくしょくしゅ)のことです。
メラノーマ(悪性黒色腫)は、皮膚・眼窩内組織・口腔粘膜上皮などに発生する悪性腫瘍です。
メラノーマの正確な発生原因は不明とされています。
メラノサイト由来の悪性腫瘍で、表皮基底層部に存在するメラノサイトの癌化が原因ではないかと考えられています。
・皮膚に発生するメラノーマの発生原因は紫外線
・足底に発生するメラノーマの発生原因は機械的刺激と関連性が深いのではないかと考えられています。
メラノーマ(悪性黒色腫)は、メラニン色素が大量に生産されているケースが多いことから“黒色腫”とも呼ばれています。
メラノーマ(悪性黒色腫)の発生では白色人種が有色人種よりも多くなっています。
黄色人種の日本人の発生件数は、10万人当たり1.5~2人です。
日本では、年間に1500人~2000人が発症しているようです。
メラノーマ(悪性黒色腫)が発生した人の5年生存率はステージよって大きく異なります。
ステージⅠでは約70~100%の5年生存率がありますが、ステージⅡになると約50%・ステージⅢで約20%・ステージⅣで約10%まで下がります。
ステージⅢから急激に5年生存率が下がるので早期発見がポイントになります。
次に、メラノーマ(悪性黒色腫)の見分け方や爪の中の黒い点などについて紹介します。
メラノーマ(悪性黒色腫)
メラノーマ(悪性黒色腫)はステージⅢから急激に5年生存率が低下します。
メラノーマ(悪性黒色腫)の転移が早い原因は悪性腫瘍の近くにリンパや血管があるからです。
表皮にできたメラノーマ(悪性黒色腫)から、真皮にあるリンパや血管まで1mmしかありません。
ステージが進むと悪性腫瘍がリンパや血管にのって全身へ転移してしまう確率がグンと高くなります。
メラノーマ(悪性黒色腫)に対しては、まだ効果のある抗がん剤がありません。
「足の裏」・「手のひら」・「手足の爪」
メラノーマ(悪性黒色腫)見分け方を知っていれば、早期発見してステージⅠで5年生存率を100%できます。
日本人にできやすいメラノーマの場所は、「足の裏」・「手のひら」・「手足の爪」になります。
爪の中の黒い点を見つけたら皮膚科で診察してもらった方が安心ですね。
メラノーマの見分け方
メラノーマ(悪性黒色腫)の見分け方を紹介します。
爪の中に黒い点を見つけたら次の項目に従ってチェックしてください。
メラノーマ(悪性黒色腫)の見分け方では、
・“しみ”や“ほくろ”の形が左右対称ではない
・“しみ”や“ほくろ”のまわりが“ぎざぎざ”している
・濃淡があって色が均一ではない
・“しみ”や“ほくろ”の直径が6mm以上ある
・“しみ”や“ほくろ”が短期間で大きくなった
以上です。
全身の“しみ”や“ほくろ”をチェックしてみませんか。