奥の手は右手、左手?類語、由来
奥の手という言葉は、現代でも普通に使われている言葉です。
奥の手とは、追い詰められた時の最後の手段のような意味があります。
奥の手の由来や、奥の手の類語を知っていると雑談での話題提供になりそうです。
次に、奥の手の意味・奥の手の由来・奥の手の言葉の使い方・奥の手の類語、などの紹介をします。
奥の手の意味と由来
奥の手の意味には、普段は隠していて、イザというときに出す技や手段などの意味になります。
イザというときの切り札のことを奥の手ということもあります。
「奥の手」の意味を辞書などで調べると、
・奥義、極意・容易に人に知らせないとっておきの策
・最後の手段、などがあります。
奥の手の由来には諸説あります。
・古くは、左を右より大切に思い尊んだことから、左手を尊重して「奥の手」といったとする説。
「奥」は「左」のことで、古くは「左」を尊んだことによります。
・奥の手は「二の腕」だという説。
・たいせつな手だから奥の手という説、などです。
次に、奥の手の言葉の使い方・奥の手の類語などの紹介をします。
奥の手の言葉の使い方
奥の手の由来には諸説あります。
有力な説は、古くは、左を右より大切に思って尊んだことから、左の手を「奥の手」といったとする説です。
奥の手とは、めったには見せない、とっておきの威力ある手段や方法の意味があります。
起死回生の策や、最後の手段の場合に奥の手という表現を使います。
奥の手の言葉を使った例では、
・奥の手を出してみました・私には奥の手がある・奥の手で攻めてきた
・奥の手はきまった・奥の手を使うのが早すぎた・奥の手で得心させる
・奥の手もそろっている・奥の手を出す・奥の手を発揮した・まだ奥の手があった
・最後は奥の手にすがる、などがあります。
ビジネスシーでは、「あの課長は、都合が悪くなると社長の親戚という、奥の手を使うんだ」、などの使い方をします。
次に、奥の手の類語を紹介します。
奥の手の類語
奥の手の由来では、左を右より大切に思って尊んで左の手が「奥の手」だとする説が有力です。
奥の手の類語には、
通常は思いつかないような隠れた方法などの意味で、「裏技」・「妙案」・「奇策」などがあります。
いざという時の一手の意味では、
・伝家の宝刀・非常手段・最終兵器・最後の切り札・最終手段・頼みの綱
・最後の手・隠し玉・切り札・必殺技・決めて・決め技・とってきの技
・秘密兵器、などがあります。
普段は出さないで隠しておく手段や技法の意味では、
秘技・奥義・秘奥義・秘術・隠し玉、などがあります。