肘をぶつけると痺れを感じる理由と症状の名前

肘(ひじ)を硬いものにぶつけるとビリビリと痺れる( しびれる)ことがあります。

どうして肘をぶつけると痺れるのでしょうか、痺れる症状には名前もあるのでしょうか。

肘(ひじ)の漢字表記には「肱」や「臂」もあります。

「肘」は、上腕と前腕を繋ぐ肘関節(ちゅうかんせつ)と、これらを取り巻く筋や腱のことを指します。

狭義には、腕を折り曲げたときに外側になる部分を「肘」と言います。

 

次に、肘を使った言葉・肘をぶつけると痺れる理由・痺れる(しびれる)症状の名前、などの紹介をします。

 

肘を使った言葉

 

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人の「肘」はいろいろな言葉に使われています。

直角に曲がった肘のような形状のことを「肘(ひじ)」ということがあります。

肘を曲げて手の上に頭を乗せて寝る「肘枕(ひじまくら)」という言葉もあります。

膝枕は親しい相手の膝の枕ですが、肘枕は自分の肘になります。

肘で突きのける動作を指す「肘鉄」や、誘いをはねつける「肘鉄砲」という言葉もあります。

洋服の肘の部分を補強する当て布は「肘当て」・肘をもたせかける部分は「肘掛け」と言います。

肘を笠の代用にすることを「肘笠」と呼びます。

肘笠雨とは「にわか雨」のことです。

次に、肘をぶつけると痺れる理由・痺れる(しびれる)症状の名前、などの紹介をします。

 

肘をぶつける

 

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仕事をしている時や家事をしている時に「肘(ひじ)」を硬いものにぶつけると、ビリビリと痺れる(しびれる)ことがあります。

肘をぶつけて痺れる症状は、自分だけではなく誰にでも起こっています。

肘を硬いものにぶつけて痺れるメカニズムについて紹介します。

指先までビリビリと痺れるのは、肘のぶつけた場所に関係しています。

肘のある部分を硬いものにぶつけたときだけ、ビリビリの症状が起きます。

ビリビリ症状が起きる場所は、肘を折り曲げるとできるシワの線の延長線上にある小さな骨の出っ張りの頂点になります。

普通の神経は体の深いところを通っていますが、肘のこの部分だけは浅いところを通っています。

神経が浅い部分を通っているので刺激が伝わりやすくなっています。

肘の小さな骨の出っ張りの先は刺激が伝わりやすいので、ぶつけると神経が圧迫されてビリビリ痺れることになります。

次に、肘をぶつけて痺れる(しびれる)症状の名前を紹介します。

 

肘のビリビリ痺れの名前

 

肘の小さな骨の出っ張りを硬いものにぶつけるとビリビリと痺れる(しびれる)ことがあります。

肘がビリビリ痺れる症状には名前があります。

肘の小さな骨の出っ張りの部分は、医学的な呼びかたでは「上腕骨内上顆(じょうわんこつないじょうか)」になります。

上腕骨は英語で「ヒューメラス」と言いい、「おかしな」という意味の「ユーモラス」と同じ発音をします。

「ヒューメラス」から類義語の「ファニー」に変わり、物をぶつけるとジーンとシビれる「ファニーボーン」と呼ぶようになりました。

「ファニーボーン」とはおかしな骨のことです。

「ファニーボーン(おかしな骨)」の他にも「クレイジボーン(狂った骨)」などと呼ばれることもあります。