写真を撮る時に「はい、チーズ」と掛け声を言う理由。海外では?
写真を撮る時に「はい、チーズ」の掛け声を聞いたことがある人も多いと思います。
いつ頃から「はい、チーズ」の掛け声を言うようになったのでしょうか。
海外でも写真を撮るときに「はい、チーズ」等の掛け声を言うのでしょうか。
次に、はいチーズの掛け声をなぜ言うようになったか・はいチーズの掛け声はいつ頃から?・写真を撮る時の掛け声(はいチーズ等)は海外でも言うのか、などの紹介をします。
はいチーズの掛け声
日本では写真を撮る時に「はいチーズ」の掛け声を言うときがあります。
なぜ、「はいチーズ」の掛け声を言うようになったのか気になりますね。
日本では、写真を撮るときにリラックスして笑顔になってくださいや、「はいチーズ」と言う掛け声を言うことがあります。
集合写真を撮ってもらうときによく聞く言葉です。
本来は、「はいチーズ」等の掛け声は撮られる側が言うべきだとされています。
多人数で撮影される場合は、写真を撮る側が撮影の合図を出してから、取られる側の誰かが「はいチーズ」などの合図を出して皆の表情を揃えるのが適切のように思われます。
写真撮影時に「はいチーズ」という掛け声が日本に広がったのは、チーズのコマーシャルだと言われています。
はいチーズはいつ頃から?
写真撮影での「はいチーズ」の掛け声をなぜ言うのかは、テレビコマーシャルからだとされています。
昭和38年(1963年)の雪印乳業のテレビコマーシャルから「はいチーズ」の掛け声が始まったようです。
コマーシャルの提供は雪印乳業で、チーズのCMだったようです。
コマーシャルのストーリーは、
日本人の女性モデルが、カメラの前で笑顔を作れずにいたときに、外国人のカメラマンが「Say cheese please」と言います。
隣にいた日本人のカメラマンが「チーズって言ってごらん」と、女性モデルにアドバイスをします。
アドバイスを聞いた女性モデルが、「チーズ」と言ったことで自然な笑顔が生まれて無事に撮影が行われます。
この場面で、「あなたもチーズと言いましょう。チーズは笑顔を作ります」のCMキャッチフレーズが流れます。
この雪印乳業のチーズのCMは、チーズの需要が伸びた時期と個人用カメラが普及した時期と重なって、「はいチーズ」という写真撮影の掛け声が日本中に広がりました。
次に、写真撮影での「はいチーズ」の掛け声は海外にもある?の紹介をします。
はいチーズの掛け声、海外では?
「はいチーズ」の掛け声がなぜ写真撮影で広まったのかの疑問は、雪印乳業のチーズコマーシャルで解決です。
海外にも「はいチーズ」などの写真撮影時の掛け声があるのか気になりますね。
カメラの発祥国はフランスですが、フランスはチーズ大国でもあります。
世界におよそ3000種類ほどあるとされているチーズのうちで400種類以上のチーズがフランス原産のようです。
アメリカやイギリスなどの英語圏や、その他の国では、
写真を撮るときの掛け声で、
撮る側が「Say cheese!(チー〈ズ〉と言って!)と合図を出したら、
撮られる側は「Cheese!(チー〈ズ〉)」と返す風習があるようです。
Cheeseの「チー」を発音するときに、「イー」と口元が横に広って笑顔の表情になるからだそうです。