一円玉に描かれている植物は何?一円玉の原価、重さなど
日本の法令用語としての「貨幣」は、補助貨幣の性格を持つ硬貨のみを指しています。
貨幣である「硬貨」は、「紙幣」及び「銀行券」とは区別されています。
「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」による通貨とは、貨幣及び日本銀行が発行する銀行券になります。
また、貨幣とされている硬貨は、通常発行されている6種類の硬貨と記念硬貨になります。
6種類の貨幣は、一円硬貨・五円硬貨・十円硬貨・五十円硬貨・百円硬貨・五百円硬貨になります。
日本の硬貨には、製造年が刻印されています。
製造年は、全て元号表記になっています。
最も円の単位が少ない硬貨は、「一円玉」とも言われる一円硬貨です。
一円玉に描かれている植物は何か知っていますか?
一円玉の重さや大きさ、一円玉の原価なども知っていると雑談のタネになりそうです。
次に、一円硬貨のこと・一円玉の植物・一円玉の重さや大きさ・一円玉の原価・五円玉は?・十円玉は?などの紹介をします。
一円玉
一円玉の表に描かれている植物は「若木」です。
一円玉の表には「若木」と「日本国」と「一円」の文字が描かれています。
裏面は「1」の数字と「元号」が描かれています。
一円玉の重さは「1g」で、外径は「2cm」・厚さは「約1.5mm」になります。
一円玉の素材はアルミニウムです。
一円硬貨は純アルミニウムで製造されているので、1枚にかかるコストは1円以上になります。
一円玉の原価は、一円玉の原料となるアルミニウム地金の価格で変化します。
2015年時点では一円硬貨の製造に約3円必要だとされていました。
五円玉
一円玉の表面には「若木」の植物が描かれています。
一円玉の重さは1gです。
一円玉を製造する原価はアルミニウム地金の価格変動に左右されます。
次に、五円玉の概要を紹介します。
五円玉の表面は農産・水産・工業を表しています。
表面には、「稲穂」・穴周辺に「歯車」・横線の「海(川、湖沼)」・「五円」が描かれています。
裏面には、林業を表している「木の芽」・「日本国」・「年号」が描かれています。
五円玉には穴が空いています。
五円玉の重さは「3.75g」で、外径「22mm」・孔径「5mm」・厚さ「約1.5mm」です。
素材は黄銅(真鍮。銅と亜鉛の合金)です。
十円玉
十円玉の表面は、「平等院鳳凰堂」・「日本国」・「十円」が描かれています。
裏面には、「常盤木(ときわぎ)」・「リボン」・「10」・「年号」が描かれています。
十円玉の重さは「4.5g」で、外径「23.5mm」・厚さ「約1.5mm」です。
素材は青銅(錫と銅の合金)です。