頭のたんこぶの中身は何?ぷよぷよしたタンコブはいつ治る?
子供が頭をぶつけると「たんこぶ」ができることがあります。
「たんこぶ」の中身や、ぶよぶよたんこぶはいつ治るのか気になりますね。
「たんこぶ」は、軽い頭部外傷で多くみられる症状になります。
「小さなたんこぶ」であれば慌てることはありません。
非常に「大きなたんこぶ」や、「たんこぶ」がどんどん大きくなっている場合は、スグに医療機関で受診してください。
特に2歳未満の子どもでは、3cm以上の「大きなたんこぶ」は頭の中の出血リスクの可能性もあります。
「小さなたんこぶ」が大きくならなければ心配ありませんが、どんどん大きくなっている場合もあるので観察を怠らないようにしてください。
次に、頭のたんこぶの中身・たんこぶの種類・ぶよぶよたんこぶはいつ治る、などの紹介をします。
頭の「たんこぶ」の中身
頭にできた「たんこぶ」の中身が気になりますね。
「たんこぶ」は、頭皮の外力と固い頭蓋骨で挟まれたために発生します。
頭皮の外力と固い頭蓋骨に挟まれて出血した血液が、頭皮やその下の頭蓋骨の外に溜まった状態です。
頭にできた「たんこぶ」の中身は血液だったのですね。
「たんこぶ」の正式名称は「頭皮下血種」です。
頭皮下血種には3つの種類があります。
「硬いたんこぶ」と「ぶよぶよたんこぶ」があります。
普通の硬いたんこぶは自然に止血しています。
いつ治るのか心配になりますが、止血していれば血種は自然に吸収されて消失します。
只、だんだん大きくなる血種は止血していない可能性があるので医療機関での診察が必要です。
次に、・たんこぶの種類・ぶよぶよたんこぶはいつ治る、などの紹介をします。
たんこぶの種類
頭にできた「たんこぶ」の中身は血液です。
ぶよぶよたんこぶはいつ治るのか気になりますね。
硬いたんこぶは、通常は止血しているので自然に消失します。
消滅する時間は1~2週間程度です。
「たんこぶ」には大きく分けて3つの種類があります。
「皮下血種(ひかけっしゅ)」と「帽状腱膜下血種(ぼうじょうけんまくかけっしゅ)」と「骨膜下血種(こつまくかけっしゅ)」の3つです。
「皮下血種」は、一般的な「たんこぶ」です。
「たんこぶ」と呼ばれる皮下血腫は、皮下組織内に血液が固まっている状態です。
皮膚が赤く点状に変色して触わると硬くて、約1~2週間で自然に吸収されて消失します。
次に、「ぶよぶよたんこぶ」はいつ治る?の紹介をします。
ぶよぶよたんこぶ
頭にできた「たんこぶ」の中身は血液です。
硬いたんこぶは、「皮下血種」とよばれる普通の「たんこぶ」なので1~2週間で消失します。
柔らかいぶよぶよたんこぶは、「帽状腱膜下血腫」や「骨膜下血腫」の可能性があります。
硬いたんこぶよりも治りが遅いのでいつ治るのか気になりますが、通常は数週間で消失します。
「帽状腱膜下血腫」は、腱膜と骨膜の間に血液が溜まった状態です。
血液は凝固しないで膜間に貯留しているので、皮下血腫に比べて広範囲が膨れます。
「帽状腱膜下血腫」は、「皮下血種」よりも柔らかいたんこぶです。
皮下血腫よりも治るまでに時間がかかりますが、自然に吸収され消失します。
只、あまりにも大きかったり、急激に大きくなったりした場合は、幼児の場合は医療機関での受診してください。
「骨膜下血種」は、骨膜と頭蓋骨の間に血液がたまっています。
「骨膜下血腫」も柔らかいたんこぶで、治るまでに時間がかかります。
柔らかいたんこぶは、硬いたんこぶよりも危険性が高くなります。
大きくて柔らかいたんこぶができた場合は医療機関を受診してください。