九十九里は実際は何キロある?なぜ九十九里という?
九十九里浜や九十九里海岸、という名称を聞いたことがある人も多いと思います。
九十九里浜(九十九里海岸)は、千葉県にある日本最大級の砂浜海岸です。
九十九里浜(九十九里海岸)の別称には、「矢指ヶ浦」・「九十九里コーストライン」などがあります。
九十九里浜や九十九里海岸と言われていますが、実際の距離はどの程度などでしょうか。
九十九里の名称の由来も気になりますね。
千葉県東部にある九十九里海岸は、千葉県東部の刑部岬(旭市)から太東崎(いすみ市)までに及ぶ太平洋沿岸に面しています。
砂浜海岸の全域が、千葉県立九十九里自然公園に指定されています。
日本最大級の九十九里海岸は、日本三大砂丘・日本の白砂青松100選・日本の渚百選、に選定されています。
次に、九十九里海岸のこと・九十九里海岸の距離・九十九里の由来、などの紹介をします。
九十九里海岸
九十九里海岸や九十九里浜と呼ばれていますが、公益社団法人千葉県観光物産協会の千葉県公式観光物産サイトでは「九十九里コーストライン」と命名しています。
九十九里海岸にある刑部岬(飯岡灯台)は、日本の朝日百選・日本の夕陽百選・日本夜景遺産・日本の夜景百選・関東の富士見百景、などに選定されています。
刑部岬(飯岡灯台)は、九十九里浜(九十九里海岸)全景や漁港町を見渡せる絶景スポットとして人気です。
九十九里海岸は、古くからの保養地・療養地としても知られていて、雄大な海岸線には数々の文人や墨客が訪れています。
九十九里海岸は、「文豪の地」としても親しまれていて、海岸線沿には歌碑や詩碑が立っています。
九十九里の海岸沿いには、矢指ヶ浦海水浴場・木戸浜海水浴場・本須賀海水浴場・片貝海水浴場・白里中央海水浴場・一宮海水浴場、などの海水浴場があります。
次に、九十九里海岸の距離・九十九里浜の由来・九十九里海岸はサーフスポット、などの紹介をします。
九十九里海岸の距離
九十九里海岸浜の実際の距離は、全長で約66kmにもなります。
全長約66kmにも及ぶ日本最大級の砂浜は、
北側から旭市・匝瑳市・横芝光町・山武市・九十九里町・大網白里市・白子町・長生村・一宮町・いすみ市の5市4町1村に跨っています。
九十九里浜(九十九里海岸)の名称の由来には諸説あります。
1里が6町の距離であった昔に、1里ごとに矢をたてていったところ九十九本だったので、九十九里と命名したとする説が有力です。
1町は約109mなので、109m×6町×99里=約65kmになるのでほぼ海岸線の長さになります。
もう一つ、浜の砂が白いことから、「百」から上の棒である「一」を取ったら「白」になるので九十九里浜になったという説もあります。
九十九里海岸はサーフスポット
九十九里海岸の距離は約66kmです。
九十九里の名前の由来は諸説あります。
九十九里海岸は波質が良好なことかた「サーファーの聖地」としても有名です。
海岸にはサーフスポットも数多く点在しています。
釣ヶ崎海岸(一宮町)を中心にサーファー専門店が多くあります。
2020年東京オリンピックのサーフィン競技では、釣ヶ崎海岸が競技会場に認定されています。