チュニック、ワンピース、ブラウスの違いとそれぞれの特徴
チュニックとワンピースとブラウスの違いを知れば、ファッションをもっと素敵に楽しめるようになります。
次に、チュニックとワンピースとブラウスの違いを紹介します。
チュニック
チュニックとワンピースとブラウスの違いを知るために、チュニックの概要を紹介します。
チュニックは、古代ギリシア・ローマ時代に着用していたとされる衣服です。
袖のついた前合せの上衣で丈は膝下まであるのが一般的です。
直線の円筒形の服で、ウエストを締める場合とウエストを締めないで下着または上衣として着用します。
チュニックは今日の多くの上衣の原型と考えられています。
現代では女性が多く着用しています。
チュニックは上着の一種で、お尻が隠れる程度の丈の衣服になります。
チュニックのデザインは、ブラウスやシャツの丈を伸ばしたようなデザインが一般的です。
スカートやズボンの外に出して着用する上衣です。
チュニックの特徴は、チュニック一枚だけでは着用しないことです。
お尻を隠す丈の衣服ですが、チュニック一枚で完成するデザインにはなっていません。
スカートやパンツやジーンズと組み合わせて着用する衣服です。
ワンピース
チュニックとワンピースとブラウスの違いを知るために、ワンピースの概要を紹介します。
本来のワンピースには「ひとつなぎ」という意味があります。
英語圏では、上下に分かれていない水着や作業服などの「つなぎ」もワンピースでした。
日本でのワンピースは女性用のドレスを意味する言葉として定着しています。
ワンピースは、上半身と下半身が一連になった女子用の衣服になります。
構造的に一連になった一部形式の衣服です。
一枚の生地から作られた衣服だけでなく、上下違う生地を縫い合わせたタイプの衣服もワンピースと呼ばれます。
ワンピースは、ドレッシーな雰囲気を出しやすい女性特有の衣装とされています。
ワンピースの特徴は、この衣服一枚だけでコーディネートが完成することです。
ブラウス
チュニックとワンピースとブラウスの違いを知るために、ブラウスの概要を紹介します。
ブラウスは、婦人・女児用の腰丈から腰よりチョット長めのゆったりした衣服になります。
ブラウスの特徴は、腰付近までの丈と前をボタンで止める袖付きの衣服になります。
襟は有るタイプと無いタイプがあります。
ブラウスの着方によって、
・裾(すそ)をスカートやズボンの下に入れるタックインタイプ
・上に出して着るオーバータイプ
・タッチインとオーバーの両方に着られるイン・オア・アウトタイプがあります。
今日では四季を通じて、普段着・スポーツ着・おしゃれ着・正装用などに幅広く用いられる実用的な衣服となっています。