大人のおたふく風邪の初期症状と感染期間※男性女性の違いは?
大人のおたふく風邪の初期症状や、男性と女性とのリスクの違いや予防接種の費用などの紹介をします。
ムンプスウイルスの飛沫感染でおたふく風邪になります。
おたふく風邪と言われるのは、耳下腺炎や顎下腺炎により顔が“おたふく”のように腫れることからです。
おたふく風邪は、春から冬にかけて流行しますが、最近の都市部では1年中見られている病気です。
一般的には子供が多く感染します。
子供がムンプスウイルスに感染すると、両側の唾液腺が腫れて・発熱・疲れ・だるさなどの全身症状が現れます。
両側が腫れるとは限りません、片方だけの耳下腺や顎下腺だけが腫れることもあります。
赤ちゃんにはお母さんからもらった免疫があるので生後6ヶ月頃までは感染しません。
しかし、お母さんがおたふく風邪に感染したことがなければ生後6ヶ月前の赤ちゃんでも感染する可能性があると考えられています。
おたふく風邪に感染しやすくなるのは1歳以降になります。
おたふく風邪に感染する子供では3歳~9歳の子供に多く見られています。
おたふく風邪は、一度かかると終生免疫がつくので再感染することは殆どありません。
次に、大人のおたふく風邪や初期症状や男性・女性の違いや予防接種の費用を紹介します。
大人のおたふく風邪
大人のおたふく風邪の初期症状・感染期間について紹介します。
おたふく風邪は、3歳~9歳くらいに感染することが多い病気です。
おたふく風邪に一度かかると終生免疫がつくので再感染することは殆どありません。
もし、ムンプスウイルス感染しても症状が出なかったり、出ても軽く済むことが殆どです。
子供の頃におたふく風邪に感染していないと大人になってから感染することがあります。
大人のおたふく風邪の怖いところは、高熱や合併症状が出やすく重症化しやすいことです。
大人のおたふく風邪の初期症状と男性・女性の違い
大人のおたふく風邪の初期症状は、首や肩の痛みや頭痛があらわれます。
その後、耳下腺の腫れ・倦怠感・発熱・腹痛・咳や鼻水・嘔吐などがあります。
大人の場合は38℃以上の発熱が出るのが特徴で、まれに40℃を超えることもあります。
大人の男性の場合は、睾丸炎になる確率がおよそ25%の確率で発症します。女性の場合は、卵巣炎がおよそ7%の確率で発症します。
大人のおたふく風邪の予防接種の費用
大人のおたふく風邪は重篤化するので気を付けなければいけません。
重篤化では、難聴・髄膜炎・髄膜脳炎・卵巣炎や睾丸炎・心筋炎・膵炎・甲状腺炎・腎炎・肝炎・溶血性貧血などがあります。
おたふく風邪にはワクチンがあります。
多くの国で麻しんや風しんと同様に定期接種として行なわれています。
ワクチンは1歳から接種することができます。
大人でもおたふく風邪に感染したかどうか分からない人は接種した方が安全ですね。
おたふく風邪にかかった人がワクチンを受けても何も問題はないので心配な人にはおススメします。