湖の透明度の測り方。日本、世界で透明度の高いベスト3

湖の英語表記は「lake」です。

湖は、湖沼のうち比較的大きなものとされています。

湖(みずうみ)は「水海」の意味になります。

広い水面のことを古くは「み」や「うみ」といいました。

海水の水域を「潮海」と呼ぶのに対し、淡水の水域は「淡海(あわうみ・あうみ・おおみ)」と呼ばれています。

「淡海(あわうみ・あうみ・おおみ)」は、もともとは琵琶湖のことであったとされています。

近江国の国名は淡海(琵琶湖)に「江」(大川の意味) を当てたものといわれています。

湖沼学では植物が侵入できないほど深い水底を持つかどうかで分類します。

湖沼学では、深い水底をもつものを湖とし、水底が浅いものを沼に分類します。

只、湖沼学の分類の方法は日本の固有の地名には当てはまりません。

例えば、最大水深92mの奥日光の「菅沼」は湖沼学の分類では湖になります。

日本の湖を大きい順に紹介すると、

・「琵琶湖」・「霞ヶ浦」・「サロマ湖」・「猪苗代湖」・「中海」

・「屈斜路湖」・「宍道湖」・「支笏湖」・「洞爺湖」・「浜名湖」

・「小川原湖」・「十和田湖」・「風連湖」・「能取湖」・「北浦」

・「厚岸湖」・「網走湖」・「八郎潟調整池」・「田沢湖」・「摩周湖」、などになります。

 

次に、湖の透明度の測定方法・日本の湖の透明度ベスト3・世界の湖の透明度ベスト3、などの紹介をします。

 

湖の透明度の測定

 

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湖を観光したときに綺麗な湖だと感動することがあります。

人が綺麗な湖だと感じる基準の一つに、湖の透明度があります。

湖の透明度測定方法は官能検査(かんのうけんさ)になります。

官能検査は官能試験と呼ばれることもあります。

官能検査(官能試験)は、人間の感覚を用いて製品の品質を判定する検査になります。

人間の感覚とは、視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚になります。

湖の測定方法は100年以上前から変わらない人間の視覚による官能検査です。

検査では、「セツキ板」と呼ばれる直径30cmの白い円板を水平に沈めていき、肉眼で見えなくなったところが透明度の数値となっています。

人間の視覚による検査なので、透明度の単位はメートルになっています。

湖と違い流れがある河川などでは「セツキ板」が使えない場合があります。

「セツキ板」が使えない時には、「濁度管」を使います。

「濁度管」に取水した水を入れて、水を抜きながら管を上からのぞき込んで底に入れた標識が読めるところを透明度とします。

次に、日本の湖の透明度ベスト3・世界の湖の透明度ベスト3、などの紹介をします。

 

日本の湖の透明度ベスト3

 

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湖の透明度は「セツキ板」を用いた視覚による官能検査で測定します。

日本の湖の透明度ベスト3を紹介します。

1930年頃の「摩周湖」の透明度は41.6mの世界一でしたが、近年は透明度が下がっています。

最近の日本の湖の透明度ランキングは、

・1位は北海道の「摩周湖」

・2位は北海道の「俱多楽湖」

・3位は北海道の「支笏湖」になっています。

透明度は下がっていますが、北海道の湖が上位ランクを独占しています。

次に、世界の湖の透明度ベスト3の紹介をします。

 

世界の湖の透明度ベスト3

 

湖の透明度の測定は、「セツキ板」を用いた視覚による官能検査になります。

日本の湖の透明度ベスト3は北海道が独占しています。

世界の湖の透明度ベスト3は、測定年度は不明ですが、

・1位はロシアの「バイカル湖」

・2位は日本の「摩周湖」

・3位はアメリカのクレーター湖になっているようです。