寒いときに体が震える理由、症状の名前、止める方法

寒いときに体が震えるのは体温調整を行う生理現象です。

身震い等による体温調整を行う生理現象は「シバリング」と呼ばれます。

ジバリングの英語表記は「shivering」になります。

 

次に、体温調節機能・寒いと体が震える理由・寒いと体が震える現象・寒さで体が震えるのを止める方法・ジバリング、などの紹介をします。

 

体温調節機能

 

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体温調節機構は、脳・脊髄・深部組織・皮膚などからの温度入力で働きます。

脳・脊髄・深部組織・皮膚などから入力された温度が、視床下部前部で統合処理されると体温調節機能が働きます。

脳・脊髄・深部組織・皮膚などから入力された温度が適温(セットポイント)以下になると、血管収縮により熱放出を抑制します。

体は、身震い等で骨格筋をランダムに収縮させてシバリング熱を産生して体温上昇を図ります。

脳・脊髄・深部組織・皮膚などから入力された温度が適温(セットポイント)を上回ると、血管拡張や発汗で熱放出を促進します。

熱放出を促進して、体温を下げて適温に体温を維持しようとします。

次に、寒いと体が震える理由・寒いと体が震える現象・寒さで体が震えるのを止める方法・ジバリング、などの紹介をします。

 

寒いと体が震える

 

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寒いと体が震えるのをジバリングといいます。

ジバリングは視床下部で調整されています。

寒いと体が震えるのは、身震いで骨格筋をランダムに収縮させてジバリング熱を産生して体温を上昇させるための体の温度調節機能です。 

寒さで体が震えるのを止めるには、脳・脊髄・深部組織・皮膚などから入力される温度を上げる必要があります。

・室温の調節で体温を上昇させる。

・体温を上昇させるために体を動かす。

・衣服などで体温を上昇させる。

・体温を上昇させるあったかい食べ物を食べる、などで体が震えるのを止められます。

寒いと体が震えるのは体温調節機能が正常に働いているからです。

寒さで体が震えるのを止めるには体温を上昇させる必要があります。

 

ジバリング

 

寒いときに体が震えることをジバリングと言います。

寒さで体が震えるのを止めるには、体温を上げることです。

寒いときに身震いするのは多くの人が経験していると思います。

シバリングは、全身の筋肉の小刻みな震えで熱を産生させる生理的な現象です。

小刻みな震えは、1分間に最大約200~250回になります。

シバリングによって、安静時に比べて最大で6倍の熱を産生できると考えられています。

只、長時間にわたりシバリングが続く場合では、熱産生は安静時の約2倍に留まるようです。

寒い時に口ががたがた震えることや、小便をすると一時的に体温が下がり身震いすることなども、体温の低下を防ぐためと考えられています。

また、風邪などで高温が出る直前に感じる悪寒戦慄もシバリングの一種です。