お腹の音が鳴る仕組み、対策。食後に音が鳴る場合もある?
美容院やエステサロンなど静かな雰囲気で、突然お腹が「グゥ~」となって恥ずかしい思いをした話を聞いたことがあります。
大好きな人と会話している時におなかが鳴ると、穴があったら入りたいですね。
お腹が鳴って気恥ずかしい経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。
接客業をしている女性など、大切な話をしている最中にお腹がなって困ったなどの話を聞くこともあります。
お腹が鳴る前の対策などを知っていると、安心して仕事ができます。
お腹がすいているわけでもないのにお腹鳴ることもあります。
食前ではなく食後でもお腹が鳴るという話を聞くこともあります。
接客中に突然お腹が鳴っても慌てないためにも、原因と対策について知ることは大切ですね。
次に、お腹が鳴る原因・お腹が鳴る対策・お腹がすいてなくてもお腹が鳴る・食後もお腹が鳴る、などの紹介をします。
お腹が鳴る原因
お腹が鳴る原因には、
・胃腸に空気やガスがたまっている時
・緊張している時
・呑気症が関係している時
・過敏性腸症候群の疑い、などがあります。
お腹が鳴る原因が分かれば、グルグルやグ~と鳴る対策もできます。
お腹鳴るのが、お腹がすいている時だけでなく食後など頻繁にグルグル鳴るときには、過敏症性腸症候群の疑いがあるようです。
過敏性腸症候群の場合は、1日中お腹がグルグルと鳴ります。
静かな場所では隣の人にも聞こえるくらい頻繁に鳴ります。
腸管内にあるガスと液体が蠕動運動で移動するときに鳴る音は「腹鳴」と呼ばれています。
過敏性腸症候群による「腹鳴」の原因は、精神的な緊張や過度のストレスです。
精神的な緊張や過度のストレスで、腸管運動の異常や腸管の知覚過敏が原因だと考えられています。
過敏性腸症候群は、消化管の自律神経失調症のようなものです。
生活や仕事に支障がある過敏性腸症候群の患者数は増加していると言われています。
若年者や女性に多い現代病です。
まず、病院での診察を受けて、ストレス解消・食生活の改善・生活習慣の改善に努めてみませんか。
呑気症でお腹が鳴る
呑気症(どんきしょう)になるとお腹が鳴ることがあります。
呑気症を原因としたお腹が鳴る場合の対策を紹介します。
呑気症でお腹鳴るのは、食前や食後は関係ありません。
昔から、お腹が鳴るのは元気な証明といわれますが、呑気症が関係している時は改善が必要です。
呑気症は、無意識のうちに多量の空気を飲みこんでしまい、胃に空気が溜まり過ぎてしまう症状になります。
呑気症の症状には、胃の不快感・胃の痛み・お腹が鳴るなどがあります。
呑気症の原因には、早食い・歯をかみしめるクセ・炭酸飲料の飲みすぎ・うつむき姿勢のデスクワークなどがあります。
煩雑にお腹が鳴るときには呑気症の可能性もあるので、病院での診察をおススメします。
お腹が鳴るのをスグ対策
接客中などでは、グ~とお腹が鳴るのをスグに止めたくなります。
お腹が鳴っている時の対策には、
・背筋をピンと伸ばして姿勢を正す
・思いっきり空気を吸い込む
・甘いものを食べる
・ツボを押す、などがあります。
背筋をピンと伸ばすのは、腸管のガスの通りを良くしてお腹の音を止める方法です。
思いっきり空気を吸い込むのは、空気でお腹をパンパンにして胃腸の動きを抑える方法です。
甘いものを食べるのは、糖分によって血糖値を上げて空腹時のお腹の音を抑えるのに役立ちます。
お腹が鳴るのを抑えるツボは、親指と人差し指の間にある「合谷(ごうこく)」というツボです。
お腹がすいていないのにお腹鳴る人や、食後にグルグル鳴る人は、過敏性腸症候群や呑気症の可能性があるので病院での診察をおススメします。