レスリングはハンカチが必要?ハンカチの色の指定や審判に見せる理由
レスリングでは、ハンカチを持っていないと失格になるそうですが本当でしょうか。
レスリング競技でもつハンカチの色には決まりがあるのでしょうか。
レスリングの英語表記は「Wrestling」になります。
レスリングは、ヨーロッパが発祥の格闘技です。
徒手で組み合って、投げるなどして相手を倒します。
レスリングのスポーツ種目には、アマチュアレスリング・コンバットレスリング・ビーチレスリング・グラップリングなどがメインになっているようです。
世界各地には、自国の伝統的な競技を基にした種目がありますが、これらのレスリングは一般にフォークレスリングと呼ばれているようです。
フォークレスリングを起源とするものには、「ルタ・リーブリ」・「ヤールギュレシ」・「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」などがあります。
正式なスポーツ種目ではなくショーやレクリエーションとしての色合いが強いレスリングもあります。
「プロレス」や「アームレスリング」などです。
アマチュアレスリングは、オリンピックの公式競技にもなっている格闘技系のスポーツです。
アマチュアレスリングのことは、「レスリング」や「アマレス」と呼ばれることが多いようです。
次に、レスリング(アマレス)のこと・レスリングの共通ルール・レスリングとハンカチと失格・レスリングで持つハンカチの色は?などの紹介をします。
レスリング(アマレス)
公式競技の大会ではレスリングと呼ばれていますが、プロレスと区別するためにアマチュアレスリングやアマレスと呼ばれることも多いようです。
狭義のレスリングは、オリンピックで競技が行われている「フリースタイル」と「グレコローマンスタイル」を指します。
「フリースタイル」と「グレコローマンスタイル」の総称として、オリンピックスタイルレスリングと表現する場合もあります。
「世界レスリング連合」が管轄するレスリングのルールには、「フリースタイル」と「グレコローマンスタイル」の他に、「パンクラチオン」・「グラップリング」・「サンボ」・「ビーチレスリング」・「ベルトレスリング」・「フォークスタイルレスリング」が存在しています。
「フリースタイル」と「グレコローマンスタイル」のレスリングをオリンピックスタイルレスリングというのに対して、
「パンクラチオン」・「グラップリング」・「サンボ」・「ビーチレスリング」・「ベルトレスリング」・「フォークスタイルレスリング」は、ノンオリンピックスタイルと総称されています。
次に、レスリングの共通ルール・レスリングとハンカチと失格・レスリングで持つハンカチの色は?などの紹介をします。
レスリングの共通ルール
レスリングの共通ルールを紹介します。
レスリングは、マット上にある直径9mの円形(サークルまたはリング)内で行います。
2人の競技者が、互いに組み合って相手の両肩を1秒以上マットにつけること(フォール)で勝敗を決めます。
基本ルールは紀元前の頃から同じで、「両肩を地面につける」・「打撃、関節技や絞め技の禁止」です。
現在のフォールは「ピンフォール」と呼ばれています。
フォール以外に、柔道と同じようにポイントによる判定決着もあります。
決めた技によって1~4ポイントまでのポイントが加算されて、フォールにならずタイムアップになれば判定決着になります。
「グレコローマンスタイル」では8ポイント以上、「フリースタイル」では10ポイント以上の差が付いた場合は、その時点でテクニカルフォールによる決着になります。
試合が終了した時点で同点だった場合は、次の順でピリオドを獲得する選手を決めます。
・ポイントが大きい技を決めた選手→
・コーションの少ない選手→
・最後にポイントを獲得した選手、の順になります。
次に、レスリングとハンカチと失格・レスリングで持つハンカチの色は?などの紹介をします。
ハンカチとレスリング失格
レスリングではハンカチを携帯することが義務になっています。
ハンカチを持っていない場合はレスリング競技では失格になります。
レスリングのルールによって、必ずハンカチを携帯することが決められています。
ハンカチの色は白色です。
必ずシングレットの中に白いハンカチを入れるようにしていて、試合前には審判に見せて確認を行います。
激しいぶつかり合いの格闘競技なので、流血したままで対戦相手と組み合うと相手に血がついてしまいます。
対戦相手や試合会場を汚さないように、ハンカチでスグに止血することがマナーになっています。