婚約指輪が給料3ヶ月分といわれる由来。海外での婚約指輪の相場は?
婚約指輪は、給料3か月分と言われていますがその由来はなにでしょうか。
海外の婚約指輪の相場も気になります。
プロポーズの必須アイテムは婚約指輪と“結婚してください”の言葉になるようです。
婚約指輪はエンゲージリングとも呼ばれています。
日本の婚約は、男女間の将来的な婚姻についての契約や婚姻の予約として理解されています。
日本の民法には婚約について規定は設けられていません。
婚約は何ら方式を必要としない不要式行為とされています。
しかし、結納や婚約指輪の交換は婚約成立の証明となります。
後に当事者間で婚約の不履行が問題となった場合では、婚約指輪は婚約の存在を証明するものとして重要な意味を持つことになります。
次に、婚約指輪のこと・婚約指輪の給料3か月分の由来・海外の婚約指輪の相場、などの紹介をします。
婚約指輪
婚約指輪には大きく3つの意味があるとされています。
・婚約の約束を証明するものとして示す
・結婚予定の二人の決意の象徴になる
・生涯の財産になる、などです。
「婚約」には法的な規定はありませんが、二人が「結婚の約束をする」ことを指します。
婚約では、婚約届のような書類の提出・名字が変わるといった変化はありません。
婚約指輪は、結婚の約束を「婚約記念品」のカタチとするものです。
婚約指輪を左手の薬指につけることで「私には婚約者がいます」と周囲に示すことができます。
口だけの約束の状態から婚約の存在を婚約指輪が証明します。
次に、婚約指輪の給料3か月分の由来・海外の婚約指輪の相場、などの紹介をします。
日本の婚約指輪
日本では、婚約指輪は給料3か月分などと言われます。
婚約指輪が給料3ヶ月分と言われる由来は戦後のキャンペーンにあります。
戦後の日本に、婚約指輪の慣習を根付かせるために、ダイヤモンド会社が行ったキャンペーンに基づいています。
“婚約指輪が給料3ヶ月分”が、印象的なキャッチフレーズだったために現在まで定着しています。
現在の日本の結婚適齢期の20~30代の男性の月収から考えても、現実では婚約指輪は給料3ヶ月分ではありません。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」の調べでは、 実際の購入価格は平均36万程度のようです。
実際の婚約指輪の相場は給料の約1ヶ月分が一般的です。
次に、海外の婚約指輪の概要を紹介します。
海外での婚約指輪
日本の婚約指輪の相場は、給料3か月分ではありません。
給料3ヶ月分の由来は、ダイヤモンド会社が行ったキャンペーンです。
海外の婚約指輪の相場を紹介します。
アメリカの婚約指輪の相場の平均は約3000~5000ドルだとされています。
1ドルを100円だとすれば、30~50万円になります。
日本の相場と同じ程度ですね。
イギリスの場合は、給料の1ヶ月分よりも少なめが婚約指輪の相場になっています。
ヨーロッパでは婚約指輪を用意しないカップルも少なくないようです。
ヨーロッパ圏は、日本よりも現実的なカップルが多いですね。