晴れの国岡山の由来

岡山県が「晴れの国」と呼ばれているのを聞いた人も多いのではないでしょうか。

岡山県が「晴れの国」と呼ばれている由来が気になりますね。

岡山県は、中国地方南東部に位置して瀬戸内海に面しています。

岡山県の県庁所在地及び最大の都市は、岡山市になります。

岡山県は、瀬戸内の気候と地勢から古代より独自の文化圏としての歴史があります。

現代でも中国・四国地方の交通網の要衝として重要な地域です。

古代は「吉備国」として大和朝廷に並ぶほどの勢力があったようです。

江戸時代初期には、外様大名として岡山には池田氏・津山には森氏がいました。

池田綱政は、日本三名園の後楽園の造成や閑谷学校を開くなどしたことで知られています。

池田綱政は、文化・教育面に多大な功績を残した大名でした。

 

次に、岡山県の観光地・晴れの国の由来・名産品などの紹介をします。

 

岡山県の観光地

 

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古代に「吉備国」と呼ばれた桃太郎の里である「晴れの国」には、国宝に指定されている「吉備神社」があります。

吉備神社は、豪壮で優美は比翼入母屋造りの国宝です。

吉備神社には、数多くの吉備津彦命伝承が残っています。

吉備神社の、総延長400mの長大な回廊も有名です。

国指定特別名勝の後楽園も有名ですね。

後楽園は、水戸の偕楽園・金沢の兼六園と合わせて日本三大名園に数えられている回遊式庭園です。

次に、岡山県が「晴れの国」と言われる由来を紹介します。

 

晴れの国の由来

 

岡山県には「晴れの国おかやま」というキャッチコピーがあります。

「晴れの国」の名前の由来は降水量に関係しています。

岡山県が「晴れの国」と言われたのは、「降水量が日本一少ない県」ではありません。

最も雨が少ない都道府県ランキングでは「長野県」がNO1になっています。

岡山県の降水量は、最も雨が少ない都道府県ランキングNO2です。

NO3は山梨県になっています。

岡山県が「晴れの国」になった由来は、「降水量1mm未満の日が日本一多い」からです。

岡山県が「晴れの国」と呼び始めたのは平成元年だと言われています。

気象庁の「全国気候表(1981年~2010年)」の30年間の平均値」で、降水量1mm未満の日が全国1位になったことが、「晴れの国」と呼ばれた由来です。

降水量1mm未満の日は全国1位でしたが、雨が降るときはザーっと降ります。

雨がザーっと降っても降り続くことが少ないのでしょうね。

 

岡山県の名産品

 

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岡山県が「晴れの国」と呼ばれた由来は、降水量1mm未満の日は全国1位だったからです。

「晴れの国」の名産品では、白桃・マスカット・ピオーネがあります。

白桃・マスカット・ピオーネは生産量日本一です。

品質が高いので国内外に向けて高値で出荷されています。

「晴れの国」は桃太郎の里でもあります。

桃太郎の里の名産のお菓子では、「きびだんご」が有名ですね。

「きびだんご」は、穀物の「きび」を使うことから名づけられているとする説・古代に「吉備国」と呼ばれていたからという説があります。

県北の「蒜山高原」には、ジャージー牛の大規模な放牧が行われています。

牛乳は、チーズ・ヨーグルト・アイスクリーム等に加工されています。