出身地と出生地の違い。英語では何て言う?本籍や国籍はどっち?
出身地と出生地の意味を、正しく分かっていないと恥ずかしい思いをすることになります。
出身地と出生地の意味が分かっていれば間違いをすることもありません。
出身地と出生地の違いや、英語表記や、本籍や国籍はどちらになるかを知っていれば役立ちます。
次に、出身地と出生地の違い・英語表記・本籍や国籍はどっち?などの紹介をします。
出身地
出身地と出生地の違いを分かるために、「出身地」の概要を紹介します。
出身地を英語表記すると「Birthplace」になります。
学校や会社などでの自己紹介で出身地を言うことがあります。
子供の頃からずっと、同じ場所に住んでいれば出身地に迷うことはありませんが、親が転勤族だったら出身地に迷ってしまうことがあります。
親が転勤族で各地を転々としていた人は、大人になってから出身地はどこだろうと疑問が生まれることがあるようです。
一般的に世間で思っている出身地は、
・幼少期を過ごした場所
・人格形成のベースになった場所
・自分のルーツと考えられる場所、などではないでしょうか。
日本の法律では、出身地についての定義は無いようです。
日本の法律では、「出生地」や「本籍地」は明確に決まっていますが、「出身地」は決まっていません。
国土交通省から出ている出身地の定義は、「15歳くらいまで、最も長く住んでいた場所」になっているようです。
法律ではありませんが、国の行政機関の国土交通省が定義している、「15歳くらいまで、最も長く住んでいた場所」は納得できます。
昔の元服の年齢までに人格のベースができると考えれば、15歳くらいまでの期間で最も長く住んでいた場所を出身地と考えてもよさそうです。
只、人格形成の基礎ができる場所は住んでいる期間だけで決まるわけではないので、自分が“この場所だ!”と思った場所を出身地としても良いと思います。
次に、出生地や出身地と出生地の違い・本籍や国籍はどっち?などを紹介します。
出生地
出身地と出生地の違いを分かるために、「出生地」の概要を紹介します。
出生地を英語表記すると「Place of birth」になります。
「出生」の意味は命が誕生することです。
「出生地」とは、生まれた場所の意味です。
初めの人との会話の中で、「お生まれはどちらですか」という質問をされたりすることがあります。
日本の法律では、「生まれた場所が出生地である」という定めがあります。
お生まれはどちらですか?の質問には「出身地」ではなく「出生地」を答えます。
通常は生まれた産婦人科の病院の住所が「出生地」になります。
家で誕生した場合は自宅が住所になります。
移動中に誕生した場合は、移動先が出生地になります。
次に、本籍や国籍は出身地と出生地のどっち?などの紹介をします。
本籍や国籍はどっち?
出身地と出生地には大きな違いがあるので、間違って答えないように注意してください。
出身地は、人格形成の基礎ができる15歳くらいまでの期間で最も長く住んでいた場所か、自分で“この場所だ!”と思った場所と考えてもよさそうです。
出生地は、戸籍謄本に記されます。
戸籍とは、出生・結婚・死亡といった事実を身分関係として登録し,公に証明する制度のことです。
戸籍は日本国民でなければ登録できません。
戸籍とは、親族との身分関係を記したものになり、氏名・出生地・続柄などが記載されています。
戸籍は正本と副本があり、正本は市町村役場に、副本は管轄法務局が保存しています。
戸籍謄本とは、戸籍をそのまま転写したものになります。
戸籍謄本には生まれた場所の住所が記載されます。
本籍とは、戸籍がある場所のことで本籍地とも言います。
戸籍を登録している日本国民であれば国籍も有しています。
本籍や国籍に記載されているのは出生地になります。