「又は」と「若しくは」の違いと使い方。又は使う時の句読点の位置

「又は」の読みは「または」で、「若しくは」の読みは「もしくは」です。

文章を書くときに、「又は」や「若しくは」の接続詞を使ったことがある人も多いのではないでしょうか。

「又は」と「若しくは」の使い方に迷ったことはありませんか。

文章中での「又は」や「若しくは」の使い方だけでなく、句読点の位置も気になります。

「又は」と「若しくは」の使い方を知れば、使い方を間違って恥ずかしい思いをすることはありません。

 

次に、「又は」と「若しくは」の違い・「又は」と「若しくは」の使い方・文章中で使う時の句読点の位置などの紹介をします。

 

「又は」と「若しくは」の違い

 

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「又は」と「若しくは」の違いを分かるために「又は」と「若しくは」の概要を紹介します。

「又は」も「若しくは」も文章に使われますが、「若しくは」は公的な堅い文章に使われることが多いようです。

「又は」の意味は、似通った二つ以上の事柄のうち、どちらか一つを選ぶときに用います。

類義語には、あるいは・もしくは・それでなければ、などがあります。

「若しくは」の意味は、選択的な複数のものを併記する場合に用います。

類義語には、または・か・あるいは、などがあります。

次に、「又は」と「若しくは」の使い方・文章中で使う時に句読点の位置などの紹介をします。

 

「又は」と「若しくは」の使い方

 

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「又は」と「若しくは」には意味の違いはありません。

「又は」と「若しくは」は接続詞です。

どちらの言葉も話の内容を引き継いで選択や比較などで使います。

「〇又は△」や「〇若しくは△」などです。

「又は」と「若しくは」は日常生活では同じような使い方をしますが、法令文書では用法が決められているようです。

法令文書の用法では、単純な選択においては、「又は」を用いるとされています。

選択の関係が二段階になる場合は、小さい接続については「若しくは」が用いられて、大きい接続について「又は」が用いられます。

選択の関係が三段階になる場合は、一番大きな接続に「又は」を使い、それより小さい接続には「若しくは」を使います。

「若しくは」は、「又は」で接続された言葉をさらに細分化して選択的に接続する場合に使われます。

そのため、「若しくは」は「又は」とセットで使用されます。

次に、文章中で使う時に句読点の位置などの紹介をします。

 

文章中の句読点の位置

 

「又は」と「若しくは」は、話の内容を引き継いで選択や比較などで使う接続詞です。

「又は」と「若しくは」の使い方は、法令文書では用法が決められているようです。

「又は」と「若しくは」の句読点について紹介します。

「又は」と「若しくは」が名詞句を接続している時には、その前後に読点「、」はつけません。

「又は」と「若しくは」が動詞句を接続している時には、その前に読点「、」をつけます。