アマドコロの花言葉、特徴とナルコユリとの違い

アマドコロの漢字表記は「甘野老」です。

アマドコロの花言葉は「元気をだして」になります。

アマドコロ(甘野老)は、5月23日と6月8日の誕生花になります。

アマドコロの英語表記は「Solomon‘s Seal」です。

アマドコロ(甘野老)の別名には、「ナルコラン(鳴子蘭)」や「イズイ」があります。

アマドコロとナルコユリは似ている植物なので違いが分からないという人も多いようです。

アマドコロとナルコユリの違いが気になりませんか。

 

次に、アマドコロのこと・アマドコロの花言葉・ナルコユリのこと・アマドコロとナルコユリの違いなどの紹介をします。

 

アマドコロ

 

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アマドコロ(甘野老)は、クサスギカズラ科アマドコロ属になります。

アマドコロ(甘野老)の原産地は、日本・朝鮮半島・中国とされています。

アマドコロ(甘野老)の開花時期は4月~6月になります。

アマドコロ(甘野老)の花色は白色で、ベルのような花が葉の下に垂れさがって咲きます。

花の先端部はミドリがかかっています。

アマドコロ(甘野老)の名前の由来は、地中にある根の根茎がトコロ(野老)に似ていて、甘みがあることからです。

トコロ(野老)は、ヤマノイモ科の蔓性の多年草です。

アマドコロの花言葉には「元気をだして」の他にも、「心の痛みの分かる人」・「小さな思い出」などもあります。

次に、ナルコユリのこと・アマドコロとナルコユリの違いを紹介します。

 

ナルコユリ

 

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アマドコロの花言葉には、「元気をだして」・「心の痛みの分かる人」・「小さな思い出」などがあります。

アマドコロとナルコユリの違いを分かるために「ナルコユリ」の概要を紹介します。

「ナルコユリ」は、キジカクシ科ナルコユリ属になります。

開花時期は4~5月です。

葉っぱは斑入りで春には白い花を咲かせます。

ナルコユリは頑健で手間が掛からない植物です。

冬は地上部が枯れますが春にはまた芽吹きます。

アマドコロとナルコユリの違いについては、茎を触ったときにツルツルしているのがナルコユリだとされています。

茎を触った時に引っ掛かりがあるのがアマドコロのようです。

アマドコロとナルコユリの違いには、茎の形などと言う人もいます。

流通上はアマドコロを「ナルコユリ」で販売していることが多いので一般的には境目が曖昧です。

基本的には、アマドコロとナルコユリの育て方に違いはありません。

育て方はどちらも同じですが、アマドコロの方が頑健だとされています。

 

アマドコロとナルコユリの違い

 

アマドコロの花言葉には「元気をだして」があるので、気落ちした人におススメの花です。

アマドコロとナルコユリの違いをまとめます。

・アマドコロの花を拡大するとおしゃぶりのようなかわいい花形です。

・アマドコロは春早くから花を咲かせて、花の先端は開きますが、元でつながって筒状となります。

・ナルコユリはアマドコロの花が終わる初夏5月下旬~6月に花期を迎えます。

・ナルコユリは大柄で葉が比較的細葉です。

・アマドコロの丈が50cm程度に対し、ナルコユリは1m以上伸びます。

・アマドコロの茎には角がありますが、ナルコユリの茎には角がありません。

・アマドコロは花梗に1~2花を付けますが、ナルコユリは鳴子のように3~5花付けます。

・アマドコロの花の形は鐘状ですが、ナルコユリの花の形は細く中央がややくぼみ、わずかに開きます。

アマドコロとナルコユリを並べて比較すると、幅広の葉と細い葉や、花の付き方の違いが分かります。