4月1日生まれが早生まれの理由。定年は?海外にも早生まれはある?
4月1日生まれが早生まれの定年について悩んでいる人も多いようです。
4月1日生まれが早生まれだと定年退職や年金で損をするのでしょうか。
一般的な定年退職の年齢は60歳です。
最近は国民総活躍の働き方の推進や健康年齢が上がっていることから定年退職年齢も65歳も多くなっているようです。
企業の中には定年退職年齢をフリーにしたり70歳にしている会社もあります。
医師・弁護士・会計士・技術士などの資格を取得している人は70歳以上でも会社勤務で活躍しています。
最近の日本老年学会では、現在は65歳以上とされている「高齢者」の定義を75歳以上に見直して前期高齢者の65~74歳は「准高齢者」とするように提言を発表しました。
医療の進歩や生活環境の改善によって、10年前に比べて身体行動力や知的能力が5~10歳は若返っているようです。
高齢者の定義の見直しによって定年退職年齢や年金受給年齢も見直されるかもしれませんね。
次に、4月1日生まれが早生まれの理由や定年退職への影響について考えます。
4月1日が早生まれの理由
4月1日生まれが早生まれになる理由や定年退職への影響について気になったことはありませんか。
4月1日から新年度になります。
4月1日生まれは新年度に入るはずと思っていたのに「早生まれ」扱いになると知って驚く人も多いようです。
4月1日生まれと4月2日生まれでは学年が変わります。
教育基本法では、満6歳になった翌日以降で最初に迎える4月1日に小学校に入学することになっています。
その為、4月1日に満6歳になったとすると翌日以降の最初の学年は翌年の4月1日になります。
4月1日が誕生日の人は7歳の誕生日に小学校に入学することになります。
小学校の入学は1年間遅くなりますが定年退職では会社の規定によって変わるようです。
4月1日生まれは学年が選べる?
4月1日生まれが早生まれになる理由や定年退職への影響について考えている人の中には、4月1日生まれは学年が選べる?と思っている人もいるようです。
4月1日生まれは学年が選べるか否かは教育基本法で明確になります。
教育基本法の第十七条には、「保護者は、子の満六歳に達した日の翌日以後における最初の学年の初めから、満二十歳に達した日の属する学年の終わりまで、これを小学校又は特別支援学校の小学部に就学させる義務を負う。」となっています。
以上から4月1日に生まれた人は翌年の4月1日に入学することになり、学年を選ぶことはできません。
定年退職や年金と4月1日生まれ
4月1日生まれが早生まれとなる理由は教育基本法の第十七条で決まっています。
定年退職年齢については企業の規定で変わります。
4月1日生まれが得になるか損するかは会社規定で変わります。
企業の定年退職は身体行動力や知的能力によって延長されています。
チョット前までは60歳を定年退職日にしていた会社も65歳や70歳に変更しているようです。
一般的には20歳~60歳までは国民年金と厚生年金を納めます。
年金には老齢基礎年金や老齢基礎年金があります。
老齢基礎年金や老齢基礎年金は誕生日で起算するので早生まれなどの生まれた日による損得はありません。