分かる、判る、解るの意味、違い、使い分け方
「分かる」と「判る」と「解る」の使い方の違いが分かりますか?
「分かる」と「解る」と「判る」の使い方に迷っている人も多いのではないでしょうか。
“わかる”という言葉は、日常でも頻繁に使う言葉なので使い方を知っておくことは大切ですね。
ビジネスシーンなどで「分かる」と「判る」と「解る」の使い方を間違ってしまうとまずいことになります。
次に、「分かる」・「判る」・「解る」の紹介をします。
分かる
「分かる」と「判る」と「解る」の意味、違い、使い分け知っていないとビジネスシーンでも困りますね。
「分かる」という言葉にはいくつかの意義があります。
・意味をとらえる・十分に認知している、認識している・精神的に知覚している
・事実または特別の情報を認識するや気づく・言葉を理解する
・ある人や物に慣れ親しんで深く知っている・意味を理解している
・状態や状況や感情または感覚についての直接の知識がある
・偶然に知る、気がつく・いくつかの最初の困難の後に理解する
・本来の姿や意味を知って理解する・同じであると認めるなどがあります。
「分かる」の意義には「判る」も「解る」も含まれています。
「分かる」・「判る」・「解る」の違いや使い方が分からない時には「分かる」を使ってください。
一般的な日常的な“わかる”の使い方では「分かる」を使っていれば問題ありません。
放送用語などでも「分かる」を使っているそうです。
「分かる」の使い方には、
・味が分かる・臭いが分かる・音楽が分かる・苦労したことが分からない
・経験を積めば分かる・年を重ねれば分かってくる・女の気持ちが分からない
・相手の気持ちが分かる・話が分かる人などがあります。
判る
「分かる」・「判る」・「解る」の違いや使い分けが分からない時には「分かる」を使うのが無難です。
「判る」を使いたいときには区別がハッキリする場合に使います。
「判る」には、判別されるや判断されるなどの意味があります。
「判る」とすれば、物事の区別が出来るまで深く理解できていることになります。
「判る」の使い方に、
・是非が判る・真相が判る・違いが分かる・善悪が判る・男女が判る
・性別が判る・血液型が判る・病名が判るなどがあります。
解る
「分かる」・「判る」・「解る」の違いを知っていればビジネスシーンでも困りません。
「解る」の意味には、理解される・物の価値が理解できるなどがあります。
「解る」の類語には、了解・諒解・解す・解する・解せる・理解などがあります。
「解る」の使い分けには、
・気持ちが解る・解りやすいサイン・解りやすい説明・問題が解らない
・解りが早い・言葉の意味が解る・英語が解る・授業が解るなどがあります。