ペルセウス座流星群2018年はいつ?観察に適した方角や時間

ペルセウス座流星群を知っていますか?

ペルセウス座流星群の適した方角というのは特にないようです。

どこを見てもよいか分からない場合は、放射点の見える北東の空がおススメだとされています。

ペルセウス座流星群は、ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群になります。

ペルセウス座流星群のことはペルセウス座γ流星群とも呼ばれています。

ペルセウス座流星群は7月20日頃から8月20日頃にかけて出現します。

ペルセウス座流星群が極大を迎えるのは8月13日前後になります。

「しぶんぎ座流星群」・「ふたご座流星群」と並んで、年間三大流星群の1つとされています。

「しぶんぎ座流星群」は、うしかい座とりゅう座の境界付近を放射点として出現する流星群になります。

「しぶんぎ座流星群」は、毎年1月1日頃から1月5日頃に出現が見られます。

1月4日頃に鋭い出現のピークを迎えます。

「ふたご座流星群」は、ふたご座α星(カストル)付近を放射点として出現する流星群になります。

「ふたご座流星群」はふたご座α流星群とも呼ばれています。

「ふたご座流星群」は12月5日頃から12月20日頃にかけて出現します。

「ふたご座流星群」の極大は12月14日前後になります。

 

次に、ペルセウス座流星群のことや、ペルセウス座流星群が見やすい方角などの紹介をします。

 

ペルセウス座流星群の母天体

 

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ペルセウス座流星群の母天体(ぼてんたい)はスイフト・タットル彗星になります。

母天体は、流星群を生む流星物質を放出している天体になります。

母天体は、周期彗星か、最近まで彗星だった小惑星です。

スイフト・タットル彗星の周期は133年です。

スイフト・タットル彗星は、1862年にスイフトとタットルによって発見されました。

ペルセウス座流星群の母天体ではないかと指摘したのは、イタリアの天文学者ジョヴァンニ・スキアパレッリです。

スイフト・タットル彗星が流星群の母天体であると指摘したのはジョヴァンニ・スキアパレッリが最初であるとされています。

母彗星も回帰すると予測されたのは、ブライアン・マースデン博士の研究結果と、1991年・1992年にペルセウス座流星群が平年の2倍以上という大出現をしたことからです。

1992年の9月27日に日本のコメットハンター木内鶴彦がスイフト・タットル彗星を再発見しました。

ペルセウス座流星群は観測しやすくて夏休みの時期とも重なるので、夏休みの自由研究課題などとして子供向けに各地で観望会が開かれています。

夏休みの時期に、ペルセウス座流星群を見たかったら北東の方角の空を見上げてください。

 

ペルセウス座流星群の活動

 

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ペルセウス座流星群の活動の極大頃には1時間あたり30個から60個の流星が出現します。

年間最大級の活動を見せる極大の前後数日間は1時間に10個以上の出現があります。

ペルセウス座流星群の極大の頃はお盆や夏休みの時期にあたります。

ペルセウス座流星群の極大の頃は夜間の気温も高い時期なので、最も観測しやすい流星群とも言われています。

ペルセウス座流星群の流星の特徴は、流れる速度が速い・途中で急激に増光する・明るい流星や火球が多い・流星痕が残ることも多いなどです。

ペルセウス座流星群は比較的明るいので薄曇りでも雲間から観測する事もできます。

 

ペルセウス座流星群の観察

 

ペルセウス座流星群の観察の際の注意点では、周辺に住宅がある場合は騒がないことです。

流星群の観察は夜間なので、騒いで住民の迷惑になれば、静かに観察している人たちにも迷惑をかけてしまいます。

小さな子供と夜間に観察しているときには、子供から目を離さないようにするのも大切です。