啓蟄(けいちつ)、啓蟄の虫の意味。2018年はいつ?
啓蟄(けいちつ)は二十四節気の第3になります。
二十四節気とは、
・立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満
・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分
・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒のことです。
啓蟄の意味は、「冬籠りの虫が這い出る」の意味になります。
啓蟄は二月節で、旧暦の1月後半から2月前半になります。
「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意味です。
啓蟄がいつになるかは、定気法では3月6日頃で平気法では3月8日頃になります。
3月の6~8日に土から這い出てくる啓蟄の虫を見てみたいですね。
啓蟄は春の季語にもなっています。
時候の挨拶では、啓蟄の候や啓蟄のみぎりなどと書きます。
次に、啓蟄の意味・啓蟄とはいつ・啓蟄の虫・啓蟄の候などの紹介をします。
啓蟄の意味
啓蟄とは、冬ごもりの虫が這い出てくる意味になります。
気温が上昇して大地が温まると冬眠をしていた虫が穴から出てきます。
「暦便覧」には「陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴をひらき出ればなり」と記されています。
啓蟄の季節いつ頃でしょうか。柳の若芽が芽吹きだして、ふきのとうの花が咲くころになります。
啓蟄の日時はいつ
啓蟄の日時はいつになるでしょうか。
定気法による2010~20年までの啓蟄の日時を紹介します。
・2010年は、3月5日16:46・2011年は、3月5日22:30
・2012年は、3月5日04:21・2013年は、3月5日10:15
・2014年は、3月5日16:02・2015年は、3月5日21:56
・2016年は、3月5日03:44・2017年は、3月5日09:33
・2018年は、3月5日15:28・2019年は、3月5日21:10
・2020年は、3月5日02:57になります。
3月5日ころに地中から這い出して来る啓蟄の虫にはいろいろな種類がいます。
啓蟄の虫は特定されていません。
啓蟄の日や前後の期間には、いろいろな虫が這い出てきます。
時候の句に、啓蟄の候・啓蟄のみぎり・啓蟄の折を使う季節は、春の温かさを感じられます。
啓蟄の候
啓蟄とは、温かくなって土の中から虫が這い出てくる意味になります。
啓蟄の日がいつか調べるには二十四節気が記載されているカレンダーが便利です。
特定の啓蟄の虫はいないようです。
春になるといろいろな虫が土から這い出てきます。
ビジネス文書には時候の句を使います。
春の息吹を感じられる季節になると時候の句に、啓蟄の候・啓蟄のみぎり・啓蟄の折を使います。
3月の季語には、啓蟄だけでなく、「向春」・「解氷」・「孟春」・「春寒」・「浅春」・「初春」・「早春」・「春暖」・「春陽」・「春分」・「仲春」などもあります。
啓蟄は、3月上旬の時候の挨拶の季語になります。