「あけましておめでとう」はいつまで言う?正月明けのビジネス時は?
お正月には「あけましておめでとう」と挨拶します。
「あけましておめでとう」の挨拶はいつまで言えるのでしょうか。
「正月」は各暦の年初で、本来は旧暦1月の別名になります。
改暦後は新暦1月を意味することもあります。
「正月」は、旧年が無事に終わった事と新年を祝う行事です。
正月飾りをして正月行事を行ったり御節料理を食べて、新年を盛大に祝います。
日本では、1月1日の元日のみを国民の祝日としています。
現在は「三が日」または「松の内」という意味で正月を使用することがあります。
少なくとも1月3日までの「三が日」は事実上の祝日と同じ状態になっています。
「松の内」は元々は1月15日まででしたが、現在では1月7日までに短縮している地域もあります。
1月7日に短縮している地域があるのは、寛文2年に江戸幕府が1月7日 (旧暦)を以て飾り納めを指示したことが始まりです。
最初の通達は、江戸の城下に町触として発せられています。
1月20日までを正月とすることもあります。
1月20日を二十日正月(骨正月)と呼ばれています。
新暦の元日を軸とする「大正月」と、旧暦の15日を軸とする「小正月」と呼ぶものもあります。
大正月を大年(おおどし)、男の正月と呼び、小正月を小年(こどし)、女の正月と言う地域もあります。
次に、「あけましておめでとう」はいつまで言ってよい?・正月明けのビジネス時はいつまで言える?・あけましておめでとうの返事の仕方などを紹介します。
あけましておめでとう
旧年が明けて新年を迎えた際に交わす挨拶に「あけましておめでとう」があります。
「あけましておめでとう」の挨拶は、新年の内で相手と初めて会ったときに用います。
「あけましておめでとう」の言葉は、年賀状の挨拶文としても用いられています。
通常は、相手が目上や目下を問わず、後ろに「ございます」を伴って「あけましておめでとうございます」と挨拶することが多いようです。
友人や目下の相手への挨拶では、親しみを込めたくだけた表現として、「あけましておめでとう」と用いることもあります。
「あけましておめでとう」はいつまで言ってよいのでしょうか。
一般的な考えでは1月15日までが、「あけましておめでとう」の挨拶の期間だとされているようです。
次に、ビジネスシーンでは「あけましておめでとう」はいつまで?について紹介します。
正月明けのビジネス時はいつまで言える?
ビジネスシーンでは、「あけましておめでとう」はいつまでになるでしょうか。
ビジネスシーンでも、「あけましておめでとう」の挨拶は1月15日の小正月までになるようです。
小正月までを松の内と呼んでいます。
1月15日の小正月までは正月飾りを飾るので「あけましておめでとう」の挨拶でも良いのではないでしょうか。
しかし、地域によって松の内までの期間が違っているので注意が必要です。
関西地方では1月7日迄が松の内になっています。
そのため、「あけましておめでとう」の正月の挨拶も1月7日までになっているようです。
地域によって松の内も違うので、周りの様子に気を付けた方が良いですね。
あけましておめでとうの返事の仕方
「あけましておめでとう」の正月の挨拶はいつまでなのだろうと気になりますね。
「あけましておめでとう」の正月の挨拶ができる目安は、住んでいる地域の松の内迄になります。
「あけましておめでとう」の正月の挨拶は住んでいる地域や、挨拶をする相手の状況を見て判断してください。
相手から「あけましておめでとう」と正月の挨拶をされたら、「あけましておめでとうございます」に加えて「今年もよろしくお願いします」を加えれば問題ありません。
「あけましておめでとう」の正月の挨拶で良いのか判断できなかったら「今年もよろしくお願いします」と挨拶すれば良いのではないでしょうか。