1月下旬に使う時候の挨拶と結びの例。季語の言葉
1月下旬の時候の挨拶は1月上旬の季節の言葉とは違うので気を付ける必要があります。
時候の挨拶は季節や天候に応じた心情や季節感を現す言葉になります。
時候の挨拶は「頭語」の後に続く挨拶文です。
「頭語」+「時候の挨拶」+「安否の挨拶」と続きます。
「時候の挨拶」に続いて「安否を尋ねる挨拶」をまとめて書くことで、上品なスッキリとした文章になります。
年が明けて手紙に時候の挨拶を書こうと思ったら、1月下旬になってしまっていたという人も多いのではないでしょうか。
気が付いたら豆まきの「節分」の季節が近づいていてハッとしたことはありませんか。
1月下旬の手紙には、昨年のお歳暮のお礼や知人の喪中の寒中見舞いの返信などがあります。
新年になって忙しくて後回しになっていた手紙のやり取りがあれば、1月下旬に済ませてスッキリしましょう。
次に、時候の挨拶と1月下旬の時候の挨拶を紹介します。
お見舞いの時候の挨拶
1月下旬の時候の挨拶の季節の言葉を書くときには1月20日~31日の時期に合う言葉を選ぶ必要があります。
1月下旬は二十四節気の一つの「大寒」からスタートします。
二十四節気の「大寒」は1月20日頃~2月4日頃の期間になります。
1月20日~1月31日は年間でも最も寒い時期とされます。
「大寒」の時期は寒さを表す季節の言葉が使われます。
季節の言葉は、「厳冬」・「厳寒」・「酷寒」などです。
1月中旬から1月下旬に続いて使われる言葉に「寒風」・「寒冷」・「降雪」があります。
1月下旬のお礼・お詫び・お見舞い
1月下旬のお礼・お詫び・お見舞いの手紙の時候の挨拶を紹介します。
1月下旬のお詫び・お見舞いの手紙では「頭語」に続けて「1月下旬の時候の挨拶」を書きます。
時候の慣用句や季節の言葉や時候の慣用句も良いですが、自分の表現で季節感をうまく工夫して相手に伝えると上品にまとまります。
時候の挨拶のあとには、お礼の言葉が続きます。
お詫びの手紙では、申し訳ないという気持ちを伝えることが大切です。
お詫びの手紙では時候のあいさつは書かずに本題に入るのが適切です。
お見舞いの手紙では、相手の体調を気遣う気持ちを伝えます。
相手の容態や被害の状況に応じて時候の挨拶は省いたほうが良い場合があります。
時候の挨拶の使い方
1月下旬の時候の挨拶には、「厳冬」・「厳寒」・「酷寒」などの季節の言葉を使います。
時候の挨拶は。自治会やPTAなどの文書でも使います。
自治会やPTAなどの文書では、「漢字2文字の季節の言葉」+「~の候」「~の折」「~のみぎり」を組み合わせて作る時候の挨拶になります。
恩師や目上の手紙を書く時は一般的な形式に従ったほうが無難にまとめられます。
文章の書き方例として、寒さを表現した言葉に続いて体調を気遣う言葉を組み合わせて時候の挨拶を作るとスムーズにまとまります。
通常は、会社関係・恩師などには形式的な書き方にして、知人・友人の手紙にはくだけた雰囲気に書き分けられれば大丈夫です。