指の名前、由来を説明できますか?各指は英語で何て言う?
指の名前の由来や英語での指の名前など、指についてのいろいろを紹介します。
指は手や足の末端部にある人の身体の一部になります。
日常的に使う部位なので様々な意味合いを持つ言葉があり慣用句も多くあります。
動物の種によって指の本数は変わります。
人の指の数は5本ですが、鳥類のダチョウは走行を主とした機能の2本指になっています。
ダチョウ以外の鳥の多くは4本指で前後逆向きについています。
前後逆向きの4本指なので木の枝を挟みやすくなっています。
パンダには5本に加えてこぶが1本あります。
バクは前肢と後肢で本数が違います。
前肢は4本で後肢は3本になっています。
指の爪の裏には毛細血管があり日常的に観察しやすいために、健康診断の指標となります。
爪の色は健康のバロメーターともなっています。
指は使わないと動きや感覚が鈍ります。
それは、指には固まりやすい関節部が多いためです。
指は使わないと1週間ほどで動きがかなり鈍くなってしまうと言われています。
老化に伴って関節部の代謝が悪くなるので、指の老化予防にはこまめに動かすことが大切です。
指は関節が多く複雑な動きができますが、持続的な動きや力を入れる動きには強くはありません。
指の「脱臼」・「靭帯損傷」・「関節炎」・「骨折」などには注意が必要です。
次に、指の名前・名前の由来・英語での名前・指文化や慣用句の紹介をします。
指の名前
指の名前はいろいろあります。
指の名前の由来も面白いですね。
指の標準的な名前は、
第一指を親指・第二指を人さし指・第三指を中指・第四指を薬指・第五指を小指です。
幼児語では、
第一指をお父さん指・第二指をお母さん指・第三指をお兄さん指・第四指をお姉さん指・第五指を赤ちゃん指と呼びます。
医学用語では、
第一指を母指(ぼし)・第二指を示指(じし)・第三指を中指(ちゅうし)・第四指を薬指(やくし)&環指(かんし)・第五指を小指(しょうし)と呼びます。
指の名前の由来
標準的な指の名前の由来を紹介します。
標準的な指の名前は、第一指を親指(おやゆび)・第二指を人さし指(ひとさしゆび)・第三指を中指(なかゆび)・第四指を薬指(くすりゆび)・第五指を小指(こゆび)になります。
指の中で一番大きいので、第一指を親指(おやゆび)と呼びます。
指示するという意味から第二指を人さし指(ひとさしゆび)と呼びます。
手の真ん中にあるので第三指を中指(なかゆび)と呼びます。
昔、医者が薬を混ぜたり患部につけたりするのに使っていたので第四指を薬指(くすりゆび)と呼びます。
一番小さい指なので第五指を小指(こゆび)と呼びます。
指文化や英語名
標準的な指の名前の由来は、指の標準的な名前で納得できますね。
指には文化があります。
人差し指と中指を立てたVサインやピースサインは多くの人が写真撮影で使っています。
指を用いての遊戯を指遊びと呼びます。
指相撲とは、指を力士に見立て押さえあう遊戯になります。
指に人形を模した被せ物をしたり、指で動作を表現する指人形があります。
指を口に入れて笛のように音を出す指笛の演奏もあります。
指切りげんまんは、誓約の証に小指を切ることです。
慣用句には、「指を折る」・「指を差す」・「指一本も差せない」・「指の股を広げる」・「指果報」などがあります。
指の英語名は、
・第一指を「thumb」
・第二指を「index finger」
・第三指を「middle finger」
・第四指を「ring finger」
・第五指を「little finger」になります。