竹と笹の違いと見分け方。七夕、パンダにはどれ?

竹と笹の違いと見分け方を知っていれば役立ちそうです。

竹と笹の違いが分からないと、七夕飾りのときやパンダの好物を子供に教える時に間違ってしまいます。

 

次に、竹と笹の違い・竹と笹の違いと七夕・パンダのエサはどっち?などの紹介をします。

 

竹のこと

 

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竹と笹の違いを分かるために「竹」の概要を紹介します。

「タケ」分類には広義と狭義があるようです。

広義の「タケ」は、イネ目イネ科タケ亜科のうちの木本(木)のように茎が木質化する種の総称とされています。

「タケ」は草本(草)の特徴である二次肥大成長はしません。

「タケ」の近縁種は全て草本で、木本は存在しません。

広義の「タケ」は生育型から、狭義の竹(タケ)・笹(ササ)・バンブー(bamboo) の3つに分けられます。

タケ類(タケ連)はイネ科タケ亜科に属していて、日本に分布しているのは「温帯性木本タケ類」になります。

次に、笹のこと・竹と笹の違いと七夕・パンダのエサはどっち?の紹介をします。

 

笹のこと

 

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竹と笹の違いを分かるために「笹」の概要を紹介します。

タケ類は、竹(タケ)・笹(ササ)・バンブーに分けられます。

竹(タケ)・笹(ササ)とバンブーは、地下茎の有無・竹皮の着生・葉の形態・開花・分布等で分けられます。

地下茎の有無では、地下茎で成育繁殖するのは竹(タケ)・笹(ササ)です。

バンブーは蕪別れして株立ち状になります。

竹皮の着生では、「竹」の竹皮は生育後落下しますが、「笹」は生育後も着生しています。

葉の形態では、「竹」は格子目ですが「笹」は縦に延びる平行脈になっています。

開花では、「竹」は約12年周期ですが、「笹」は40~60年周期になります。

「竹」も「笹」も開花後には枯死します。

「竹」と「笹」の分布では、「竹」は本州北端の青森県から九州に分布しています。

「笹」は北海道や高山地帯にも自生しています。

次に、竹と笹の違いと七夕とパンダのエサについて紹介します。

 

竹と笹と七夕とパンダ

 

竹と笹の違いは、竹皮の着生・葉の形態・開花・分布等で分かります。

「竹」と「笹」の違いが分かると、七夕飾りに使う時やパンダのエサを子供に教える時に役立ちます。

「竹」と「笹」の違いの見分けができても七夕飾りはどっちにするのか迷います。

“笹の葉さーらさらー”という童謡もあるので、七夕飾りは「笹」でなければと思っている人も多いようです。

七夕飾りに使うのは「竹」でも「笹」でもどちらでもよいとされています。

植物学上では「竹」と「笹」は区別されますが、七夕飾りではどちらを使っていても問題ありません。

文部科学省の見解では、茎の部分を利用する時には「竹」と呼び、葉の部分を利用する時には「笹」と呼んでもよいそうです。

パンダが食べているのは「竹」なのか「笹」なのか気になる人も多いようです。

パンダは「竹」も「笹」も食べます。

パンダは肉食や雑食の動物だったので、消化器官には肉食動物の特徴も持っているようです。

「竹」と「笹」の栄養価は低いので大量に食べる必要があります。

パンダが一日中食べているのは「竹」と「笹」の栄養価が低いからです。