すずらんの花言葉は日本語、フランス語、英語での違う?!
「すずらん」の漢字表記は「鈴蘭」になります。
「すずらん」は、スズラン亜科スズラン属になります。
「すずらん」には、「君影草(きみかげそう)」・「谷間の姫百合(たにまのひめゆり)」などの別名もあります。
北海道を代表する、強い芳香がある花として知られています。
「すずらん」は北海道だけでなく、本州中部以北・東北の高地に多く自生しています。
観賞用に栽培されている「すずらん」の多くはヨーロッパ原産のドイツスズランになります。
ドイツスズランは、日本に野生するスズランと比べると大型で花の香りが強いのが特徴です。
また、日本に自生しているスズランの花茎が葉より短いのに比べて、ドイツスズランは花茎が葉と同じ長さかそれ以上に伸びています。
「すずらん」の名が付いている「エゾスズラン」は、ラン科の植物でスズラン属ではありません。
「すずらん」は可憐な花で危険性がなさそうですが毒性のある植物です。
強心配糖体のコンバラトキシン ・コンバラマリン・コンバロシド などを含む有毒植物になっています。
有毒物質は全草にあり、花や根に特に多く含まれています。
「すずらん」を間違って摂取すると、嘔吐・頭痛・眩暈・心不全・血圧低下・心臓麻痺などの症状を起こします。
重症の場合は死のリスクも高まるので注意が必要な花です。
「すずらん」は「ギョウジャニンニク」と外見が似ているので、誤って摂取して中毒症状を起こす例があります。
次に、「すずらん」の種類・「すずらん」の花言葉・日本語、英語、フランス語での花言葉の違いを紹介します。
「すずらん」種類
「すずらん」は春の訪れを知らせる代表的な花として知られています。
「すずらん」の人気の種類は3つです。
ニホンスズラン・ドイツスズラン・ピンクスズランになります。
ニホンスズランは、北海道から本州中部以北の山地や高原の草地に自生しています。
葉が細く花は葉よりも低い位置で咲きます。
ドイツスズランは、長さ15~20cm程の幅広い葉で、花は葉と同じくらいの高さで釣り鐘形の花を下向きに咲かせます。
芳香が強いので香水の原料にも利用されています。
ピンクスズランは、ドイツスズランの園芸品種になります。
淡い桃紫色の花で、ドイツスズランよりも小ぶりの花です。
次に、すずらんの日本語での花言葉・すずらんの英語での花言葉・すずらんのフランス語での花言葉を紹介します。
「すずらん」の日本語での花言葉
「すずらん」の日本語での花言葉は、「再び幸せが訪れる」と「純粋」です。
他にも、「幸せが帰る」・「無意識の美しさ」・「ピュア」・「リラックス」・「平穏」などもあります。
次に、すずらんの英語での花言葉とフランス語の花言葉を紹介します。
スズランの英語での花言葉・フランス語での花言葉
「すずらん」のフランス語での花言葉は、
・「遥か前からあなたに好意を抱いていました」・「再びやって来る幸せ」
・「何気ない身だしなみ」・「あなたの美貌以上にあなたを彩るものはない」
・「和解しましょう」などです。
「すずらん」の英語での花言葉には、
・「再び幸せが訪れる」・「やさしさ、可愛げ」・「謙虚」・「ピュア」などがあります。
日本語と英語の花言葉はニュアンスが似ています。
フランス語での花言葉は日本語のとは少しニュアンスが違うようです。