控訴と上告の意味の違い。申し出る条件、期限は?英語では何て言う?

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控訴と上告の意味が分かる人はどの程度いるのでしょうか。

控訴や上告と言う言葉は裁判関連のニュースで聞くことがあります。

控訴や上告の違いを知っていれば、裁判が関係するニュースを聞いた時に理解ができます。

子供に質問されたときのためにも、控訴と上告のことや控訴と上告の英語表記など調べました。

日本の裁判制度は民事・刑事共に、ある事件につき3回まで心理が認められる「三審制」です。

一般的には、裁判所で行われる手続は「裁判」ということが多いですね。

法律用語では、裁判所が、法定の形式に従い、当事者に対して示す判断を裁判と言います。

裁判とは、社会関係における利害の衝突や紛争を解決・調整するために、一定の権威を持つ第三者が下す拘束力のある判定のことになります。

三権分立が成立した法治国家での「裁判」は、一般的には国家の司法権を背景にした裁判所が訴訟その他の事件に関して行うものを指しています。

只、裁判は国家機関が行うものとも限られません。

国際法に基づいた国際裁判もあります。

 

次に、控訴と上告の違いや控訴と上告の英語表記などを紹介します。

 

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控訴

 

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控訴(こうそ)と上告の違いを分かるために「控訴」の概要を紹介します。

控訴とは、第一審の判決に対して不服がある場合に、上級の裁判所に対してその判決の確定を遮断して新たな判決を求める不服申立てになります。

控訴審判決に不服がある場合になされる不服申立てである「上告」とは厳密に区別されています。

日本法においては、裁判所法16条1号・24条3号、民事訴訟法281条以下、刑事訴訟法372条以下に規定があります。

民事訴訟の場合は、第一審裁判所の判決に不服の有る当事者は、上訴権の放棄や不上訴の合意がなく、上訴人が不服の利益を持つ場合、期間の定めに従い適式の提起をすることで再度裁判を受けることができます。

一般に、第一審が簡易裁判所であれば地方裁判所に、第一審が地方裁判所又は家庭裁判所であれば高等裁判所に控訴することができます。

控訴期間は、判決書の送達を受けてから2週間の不変期間になります。

期間内に、控訴審を担当する裁判所宛ての控訴状を、第一審の裁判所に提出して、控訴の提起をします。

控訴状に、控訴の理由が記載されていない場合は、控訴状提出から50日以内に、控訴理由書を提出しなければならないと規定されています。

刑事訴訟の場合は、被告人または検察官が控訴することができます(刑事訴訟法351条)。

第一審における弁護人、被告人の法定代理人・保佐人も、被告人のために控訴することができます。

通常の控訴審は、高等裁判所が担当します。

控訴期間は、判決の言渡しを受けてから14日間です。

期間内に、控訴審を担当する裁判所(控訴裁判所)宛ての控訴申立書を、第一審の裁判所に提出して、控訴の提起をします。

控訴申立人は、提出期限までに、控訴趣意書を提出します。

次に、上告のこと・控訴と上告の英語表記などの紹介をします。

 

上告

 

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控訴と上告の違いを分かるために「上告」の概要を紹介します。

上告(じょうこく)とは、民事訴訟・刑事訴訟の裁判過程における上訴の一つになります。

第二審の終局判決若しくは高等裁判所が第一審としていた終局判決(原判決)に対して不服があるときに、上級の裁判所に対し、原判決の取消し又は変更を求める申立てを上告と言います。

上告審となる裁判所は、原則として最高裁判所ですが、民事訴訟において第一審の裁判所が簡易裁判所の場合は高等裁判所が審理を行います。

次に、控訴と上告の英語表記を紹介します。

 

控訴と上告の英語表記

 

控訴は、第一審の判決に対して不服がある場合に、その変更や取り消しを第一審の判決を下した裁判所よりも上級の裁判所に直接求める訴訟手続きになります。

上告は、第二審の判決が不服な場合に、その変更や取り消しを第二審の判決を下した裁判所よりも上級の裁判所に直接求める訴訟手続きになります。

控訴審判決に不服がある場合になされる不服申立てになります。

控訴と上告の違いがわかると、裁判関連のテレビドラマも面白くなりますね。

控訴と上告の英語表記は「appeal」になります。


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