閏秒(うるう秒)とは?閏秒は2017年、2018年は影響がある?過去に何秒ずれたことがある?

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「うるう秒」は漢字表記で「閏秒」と書きます。

「うるう秒」は、現行の協定世界時 (UTC) において、世界時のUT1との差を調整するために追加もしくは削除される秒になります。

現行方式のUTC(協定世界時)は1972年から始まっています。

「うるう秒」の調整は、地球の回転の観測を行う国際機関の「国際地球回転・基準系事業」が決定しています。

国際機関の決定に従って、世界一斉に「うるう秒」の調整が行われます。

日本では、IERSの決定に基づきNICTで日本標準時に「うるう秒」の挿入が実施されています。

どうして、「うるう秒の調整」を行うのでしょうか。

原子時計に基づく時刻と天文時に基づく時刻との間のズレを、0.9秒以内に調整を行った時刻を世界標準時(協定世界時)として使うことになっているからです。

昔の時刻は地球の公転・自転に基づく天文時(世界時)から決められていました。

1958年より原子の振動を利用した原子時計に基づいて国際原子時が開始されています。

原子時計は1秒の長さが非常に高精度なため、天文時に基づく時刻との間でズレが生じるようになりました。

「うるう秒」の調整は1972年から数年に1回程度行われています。

原子時計とは、セシウム133原子の遷移周波数を使っている時計です。

数十万年に1秒のズレしか起こらない高精度な時計です。

 

次に、閏秒(うるう秒)とは?2017年、2018年は影響がある?などの紹介をします。

 

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うるう秒とは

 

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数十万年に1秒のズレしか起こらない高精度な時計である原子時計に基づく時刻と、天文時に基づく時刻との間のズレを調整するために「うるう秒」の調整が行われています。

原子時計に基づく時刻を天文時とのずれが0.9秒以内におさまるように調整を行った時刻を世界標準時(協定世界時)として使います。

「うるう秒」の調整は1972年から数年に1回行われています。

平成に入ってからの「うるう秒」の調整年・日を紹介します。

平成の「うるう秒」実施日は、

・第15回-平成2 年(1990 年)1月1日

・第16回-平成3年(1991年)1月1日

・第17回-平成4 年(1992年)7月1日

・第18回-平成5年(1993)7月1日

・第19回-平成6年(1994年)7月1日

・第20回-平成8年(1996年)1月1日

・第21回-平成9年(1997年)7月1日

・第22回-平成11年(1999年)1月1日

・第23回-平成18年(2006年)1月1日

・第24回-平成21年(2009年)1月1日

・第25回-平成24年(2012年)7月1日

・第26回-平成27年(2015年)7月1日

・第27回-平成29年(2017年)1月1日になります。

 

うるう秒とうるう日

 

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うるう秒とうるう日(うるう年)には密接に関係があるように考えている人も多いようです。

うるう秒とうるう日(うるう年)は全く無関係です。

うるう秒は1日の長さ(LOD)が一定ではないことでより生じる、原子時計に基づく時刻と、天文時に基づく時刻との間のズレを調整するためのものです。

うるう日(うるう年)は、地球の公転周期の調整になります。

地球の公転周期は約365.2422日です。

1年の365日に比べて0.2422日だけ長いことを調整するためにうるう日(うるう年)があります。

近年の「うるう秒の調整」は第27回-平成29年(2017年)1月1日に行われました。

平成30年(2018年)1月1日の「うるう秒の調整」の予定はありません。

 

過去にずれた秒数

 

「うるう秒の調整」で過去にずれた秒数を紹介します。

近年の5回分の「うるう秒の調整」では、

・平成18年(2006年)1月1日

・第24回-平成21年(2009年)1月1日

・第25回-平成24年(2012年)7月1日

・第26回-平成27年(2015年)7月1日

・第27回-平成29年(2017年)1月1日共に1秒のズレが調整されました。


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