硬式テニスボールが黄色の理由。テニスウエアは黄色でも良い?
テニスを学校のクラブ活動で練習していたという人も多いようです。
テニスの英語表記は「tennis」です。
日本語表記には「庭球(ていきゅう)」があります。
テニスはローンテニスとも呼ばれて、二人や二組のプレイヤーがネット越しにラケットでボールを打ち合う球技です。
テニスは、オリンピックやパラリンピックで採用されている競技にもなっています。
日本だけでなく世界中で、年齢・性別・身体的個性を問わず広く親しまれている球技です。
硬式テニスや軟式テニスと聞くことがあります。
オリンピックなどで行われているのは硬式テニスのことで、通常は単に「テニス」と呼んでいます。
軟式テニスはソフトテニスとも呼ばれていて、日本発祥のテニスです。
テニスが日本に紹介された当時に、テニス用具の国産化が難しく輸入品が高価であったために、ゴム製の手毬を代用ボールとして使ったのがソフトテニス(軟式テニス)の始りだとされています。
日本発祥のソフトテニス(軟式テニス)と区別するために、オリンピック競技にもなっている「テニス」を硬式テニスと呼んでいるようです。
硬式テニスのボールの色は白色に決まっていると思っていましたが、最近は硬式テニスで黄色のボールを見かけることがあります。
次に、テニス(硬式テニス)のルール・ボールの色・硬式テニスのテニスウェアに黄色を着てもよい?などの紹介をします。
テニス(硬式テニス)のルール
テニスの試合形式には、1人対1人で行う「シングルス」と、2人対2人で行う「ダブルス」と、混合ダブルスがあります。
試合開始前のトスによって決定された一方のプレイヤーがサーバーになります。
他方の相手がレシーバーとなります。
1ゲームごとに交替するルールになっていて、プレイヤーは奇数ゲーム終了ごとにコートを入れ替わります。
サーバーはベースラインの外から相手コートのサービスエリアにバウンドするようにボールを打ちます。
レシーバーはサーブされたボールを2回バウンドする前に、相手コートに打ち返します。
テニスのボールの色
硬式テニスのボールの色は黄色になっています。
かつてのテニス(硬式テニス)の公式競技では黄色のボールではなく白色のボールが主流だったようです。
メーカーが黄色いボールを製作したら、黄色のボールの視覚認識の容易さと、テレビ映りの良い黄色いボールに需要が集まったとされています。
現在では、競技用・公式大会のテニスボールは、原則的に黄色と決まっているようです。
只、練習用のボールはカラフルなものが沢山流通しています。
壁打ちや軽いラリーであれば、公式色ではなく自分好みの色や、ラッキーカラーでプレーしても問題はありません。
最近は、お好みの自分専用のマイカラーボールで練習している人も増えているようです。
テニスのウェアの色
テニス(硬式テニス)のウェアの色は決まっているのでしょうか。
テニス(硬式テニス)で使われるボールは原則として黄色になっていますが、テニスウェアの色も気になりますね。
テニスでは公式の試合において、着用する服装はルールにより定められています。
清潔でプレーにふさわしいと認められたテニスウェアを着用しなければならないとされています。
トーナメントによっては、開催要項に明記して服装の形や色を規制する場合があります。
ウィンブルドン選手権では、白を基調としたウェアとシューズの着用が義務づけられています。
ウェアの色だけでなく、スポンサーや製造者のマークの大きさも決められています。
ウィンブルドン選手権では白色基調になっていますが、一般的な大会では清潔でプレーにふさわしいと認められたテニスウェアの着用になります。
一般的な競技のプレーであれば黄色基調のウェアを着ても問題なさそうです。